- 名前
- tarashi
- 性別
- ♂
- 年齢
- 56歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 58歳ですが、仕事も体力も絶頂期にあります。映画、料理の食べ歩きが趣味です。ウラデジ...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
白い花びら カウリスマキ監督作品
2007年05月03日 16:51
ウラですが、本日は表にすでに書き込んだので表の内容です。
例によってカウリスマキ映画です。GWだというのに自宅待機(24時間)なのでDVDかテレビくらいしか娯楽がありません。いつお呼びがかかるか分からないのでビールさえ飲めないしね。
カウリスマキのDVDボックス「トータル カウリスマキ」2巻に入っています。
1998年の映画なのですが、白黒でサイレント映画です。まあ、ピストルの音とか、斧を研ぐ音とか、時々音声や、音楽ははいるのですがね。
で、これがドロドロした奥様不倫ものなのです。
田舎で農業で生計を立てている夫婦ユハとマルヤ(ヤハが旦那、マルヤが奥さん)の生活の中に、都会からスポーツカーで田舎に来ていたシュメイッカが車の故障から転がりこみます。
シュメイッカは美しいマルヤに目をつけ、誘惑をするのですが、田舎育ちでこれまでユハだけと暮らしてきた彼女はシュメイッカの甘言にころっとだまされて、夫を酒で酔いつぶして家を出ていくのです。
ところが、街ではシュメイッカは女たちを集めて酒場で働かせていたのです。
ユハの愛に目覚め、逃げ出して汽車にのろうとしたとき、マルヤはふらっと倒れてしまうのです。
実はマルヤは・・・・。
秋がきて冬が来て春がきて、斧を研ぎ続けたユハは愛犬を友人にあづけ、街に向かいます。
乗り込んできたユハをシュメイッカは・・・・・。
うーん、救われない映画です。
でも、マルヤみたいな女性は、現在の日本ではふつうなんでしょうね。きっと。
われわれ男も、いざとなったら斧を研がなくちゃあいけないんでしょうか・・。
例によってカティ・オウティネンがいい演技をしています。というか、カウリスマキの映画の女優って、彼女ばっかりじゃない?
このウラログへのコメント
コメントを書く