- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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11th Kosugi Part 16
2016年09月10日 21:59
あえぐように絡み合い、唇を吸いあいながら
ベッドへの「遠い距離」を詰めてゆく。
入り口の電気のスイッチのところが第一関門。
女を壁にもたれかからせて
互いの性器をまさぐりあう。
もはや、何の役目も果たせないパンティをずらして
中指の先でクリトリスを撫で回す。
もどかしげにジッパーをおろして
ペニスをつまみ出し、しごく。
唾液を飲みあいながらの恥戯。
唇の端からよだれが垂れるのと同時に
性器から同じ濃度の愛液が垂れだす。
何度も身体を重ねてわかった
クリトリスの根元の横に
中指を這わせてポイントを探し当てると
狂ったように、身体を押しつけてきた。
「そこ。そこ。そう、そこ。電気流れるよおおお。」
「こわれるう。」
「もっと、もっとしてえ。」
さらに指を強く押すようにしてやや乱暴にゆすると
「うぐっ」
とくぐもった声を出したかと思うと
くたくたと身体が落ちかけ
黒眼がひっくり返るようになる。
大量に噴出しながら、早くも逝ったのだ。
こうなると、感度がさらに良くなるようで
何度も何度も求めてくるのが常だった。
ましてや最後の狂演という意識が
ひときわの興奮を呼ぶ。
だから、しばしの脱力から立ち直ると
再び、求めだしていた。
第二関門はソファだった。
倒れこむように、人造皮の安手のソファに座る。
そこで、もうぼろきれのように
まつわりついているだけの互いの服を脱がしあう。
乳房を吸いながら
肩をかみながら
髪の毛をかき混ぜながら
耳をくわえながら
二の腕と太ももに唇を這わせながら…
やがて男は全裸になってしまい
女は卑猥そのものの濡れてよじれて
性器を端から覗かせたパンティだけになる。
姿見に映った自分のそんな姿に
「うわあ、裸よりやらしい。あそこが見えてる。」
とかすれた声でつぶやく。
次は、ソファの上でむりな姿勢をとりながら
たがいの性器をしゃぶりあう。
まだ、音楽をかけていないから、部屋中に
じゅるじゅる
ぺちゃぺちゃ
ちゅうちゅう
しゅぼしゅぼ
という卑猥そのものの濁音が響きだす。
この体勢がつらくなったのか
「立って」とねだってきた。
ペニスをつきだしたまま、女の顔にあてると
動きがらくになったせいか頭の前後の動きが
大きくそして嬉しそうになった。
そしてフェラチオを続けながら
ソファの肘掛を跨ぐと
頭の動きに同調させて
肘掛に自らの濡れた性器をおしつけ
腰を前後に動かしてこすりだした。
みるみる肘掛に
ナメクジが這ったような跡が残る。
狂おしく腰をゆすっているうちに
フェラチオはおろそかになったが
光景はすさまじいものになっていった。
没我。
もはや、ここに相手はいないかのよう。
極限のオナニー。
ひたすら、快感のみを追求して、腰を打ち振る姿は
壮絶であったし、異様に美しくもあった。
そして…
「ま、まんこ。すごおおおおいいい。」とわめくと
かろうじて座面の方に倒れこんで
意識を飛ばしてしまった。
取り残された気がしないでもなかったし
ここまでのめりこめる女の性が
うらやましくもあった。
見事に淫靡な光景にペニスの先から
迸りかけるのをかろうじて抑える。
正直、全身に震えが走った。
第三関門は洗面所だった。
まだ、朦朧としてソファに臥せっている女を残して
浴室にはいり湯栓をひねる。
たっぷりの湯量のためか
湯気が浴室にこもり洗面所の鏡を曇らせる。
体力のないこちらにとっては
むしろ格好の休憩でもあるので
どこかでほっとしながら風呂の支度にかかっていた。
だが、我に返った女が洗面所に滑り込んできた。
湯気で気が付かなかったが
近づいてくるのを見ると
眼には狂気が宿っている。
加速する性の興奮に
理性を失いつつあるのだろうか。
乳房と性器を押しつけるようにして
抱きついてきては
唇を激しく吸い、
歯と歯をぶつけ合う。
舌を口内で絡めあう。
唾液をかき回す。
性交と変わらないようなキスに
再び佇立するペニス。
再び太ももにまで汁を垂らす秘部。
たまらず、そこだけは豪華にスペースをとった
洗面台にもたれかからせて、パンテイをねじって
背後から衝こうとしたが意外なことに
「たちまんこ、あとがいい。」と言い出した。
そして、「乗せて」とせがむ。
一瞬何のことかわからなかったが、
どうやら洗面台に乗りたいようだった。
意図はすぐわかった。
だから押し上げるようにして洗面台の上に乗せる。
案の定…
濡らしたパンティをはいたまま
洗面ボウルの上にまたがると
「見て。見みてっ。」と良いながら
自らの指を使い出す。
M字型に開いた脚。
その奥で光る濡れたクロッチ。
横から覗くピンクの狭間。
そこを激しく行き来する蛇のような白い指。
こちらも、そんな光景をじっくりと見ながら
ペニスをしごく。
また、たかまりだしていた。
ついに眼が爬虫類のように細くなる。
そして
「ふくらむよおお」
「しちゃう。しちゃう。しちゃうから」
そう言ったかと思うと
パンティの横からちょろちょろと
透明な液体がこぼれだし
洗面ボウルの上に垂れる。
「もれる。もれちゃう。みてええ」
さらに勢いが増したかと思うと今度は
じゃあじゃあと音を立てて
銀の糸がほとばしりだした。
布地ごしなので細糸ではないがこんこんと涌いてくる。
みるみるパンティに広がってゆく恥ずかしいシミ。
なかなか終わらなかった。
垂れるたびに切なさが押し寄せるらしく
小刻みに痙攣が走っている。
大波にさらわれる逝きかたではなく
何度も何度も押し寄せてくる快感。
「イくの。イくの。何回もイくの。」
「これいい。まんこいい。おしっこいい。」
そして放尿が完全に終わる前に
身体を前に投げ出して、こちらにしがみついてくる。
新しい種類の快感だったらしく、
つりあがった眼からは泪がこぼれている。
「すごい。すごい。すごいのよおお。」
「またイくうう。」
「とめてえええ。」
「いや。とめないでえ。」
そう矛盾をわめきながら
最後のひと垂れがほとばしり
洗面台に卑猥なシミを作った瞬間
不覚にも、こちらにも強烈な快感が押し寄せて
射精してしまう。
挿入も口戯もなしでの射精だった。
ものすごい充足感。
ものすごい疲労感。
だが、最後の交合はまだ始まったばかり。
このあとも後がない故の狂気が続く。
今はしばしの休憩すらもこの女は与えなかった
(続く)
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