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趣味は読書、ランダムライティング

2015年09月24日 21:48

新しく未読の作家の作品を読み、それが面白かったら、その作家の作品を全てとまでは言わずとも、かなりの量読破したくなる。
これは案外大変なことで、一人の新しい作家多作だったら、とても読み切れず、その間にまた新しい興味のある作家が出て来る。キリがない。
例えば、松本清張を未読で、初めて読んで面白いと思い、次から次へと読みたいと思ったら、三、四十冊は読みたくなるだろう。池波正太郎で、鬼平犯科帳剣客商売必殺シリーズ化だけを読んでも、やはり、四十冊を越えそうである。
司馬遼太郎だったら、一つ一つの作品が分冊の長編ばかりであるから、ちょっと想像出来ない。
スティーブキングくらいでも、結構大変である。
しかし、こんな事を考えているだけで、楽しいから異常だし、安上がりである。
今夏、光文社文庫江戸川乱歩全集が、アニメのカバーで増刷した。確か全30巻だと思う。すぐには無理だが、僕はこれを全て手に入れたいと思っている。遥か昔、中学の頃、青い背表紙江戸川乱歩の作品集20冊を全部買いたいと思い果たせず、やはり、講談社から江戸川乱歩推理文庫が出た時、これは決定版だったのに、結局集められなかった。だから、光文社版は是非とも集めて読みたいし、出来れば講談社版も古書で良いので手に入れたい。
僕は、ほとんどの本を手放してしまったが、やはり読むと読まざるとに関わらず、やはり本は手元におくべきであり、借りたり、新古書店に、売ったりするものではないと思うのだ。
もちろん、違う意見もあるだろうが。

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