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厚労相の発言について
2007年02月04日 23:35
どーするか悩んだのですが、思い切って書いてしまいます。
例の「産む機械」発言についてです。
この発言を多くのマスコミは「女性は子供を産む機械」と言った、と報道しています。でも、実際は、そんなことをいったわけじゃありません。日本テレビではそういってますが、不思議なことに同じ系列の日テレニュース24では「女性を子供を産む機械に例えた」厚労相と言っています。こちらの方がより正確ですが、いずれにせよ悪意というか単純化された報道です。
私もその発言の場にいたわけではないのですが、色々なソースから実際の発言を調べると、少子化問題について述べていて趣旨はおよそ次の通り。
あと20年後に30歳の人はもう決まっていて、それは少ない。
社会を支えるのに必要な若い人々の数が不足している。
これからの人々を産める人々の数も決まっている。
「製品の数が不足していて、製造する機械の数が一定なら、機械1つあたりの製造数を増やすしかない」
例えが悪くて申し訳ないが、それと同様、今子供を産める女性には、一人でも多くの子供を産んでもらいたい。
「」の部分が今回派手に取り上げられている発言です。本人も例えが悪いことはわかっていて発言中で「ごめんなさいね」と言っています。だから、他意はないはずですが、これがマスコミの手にかかると「女性は子供を産む機械」となってしまいます。インパクトは強いけど、一連の流れの中でいいたかったことはこんなことではありません。まるで揚げ足取りです。それもわざと誤解を招く表現で広めるなんて悪意があるようにしか思えません。
野党がここぞとばかりに叩きたくなる気持ちはわかりますし、マスコミ報道に便乗するのは理解できます。でも、こんなことで自民けしからん、と即断する国民も国民です。あ、ちなみに私はアンチ自民で、今まで一度だって自民の候補に投票したことも自民党に投票したこともありません。
なんで今更こんなことを書いているかと言うと、今日の北九州市長選では、たぶん、この発言のせいで民主系候補が勝ちました。愛知県知事も大接戦でした(が、自民現職が辛うじて勝ちました)。きっと夏の参議院選挙もこの発言を持ち出して、民主が躍進する可能性大でしょう。
そんな言葉尻をとらえて、国会空転(民主の議員は国会へこないならその分歳費を返せ)、誤解蔓延じゃ、結局は後向きの方向にしか進まないわけで、損するのは国民なのは明らかです。
もちろん、本当に「女性は子供を産む機械なんだからお上の言うとおりどんどん子供を産め」なんて発言をしたなら大問題です。国会審議を止めて追及する価値はあるでしょう。
でもそうじゃない、どんな流れの中で今回の発言をしたのか理解しようとしない(誤解したままの)人が多すぎるように思い、あえてウラに書いてみました。
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