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10th Shinjyuku Part 35

2005年09月03日 00:46

両の乳房を硬くつかみ
時に首筋甘噛みしながら突き上げると
やがてそのリズムがわかったらしく
今度は女の側から
腰を打ち下ろしてきた。
激しい突き上げ。
激しい打ちおろし。
いかに卑猥きわまりない形で
快感を得られても
こんなムリな体位は長くは続けられない。
二人ともそれはわかっていたから
クライマックスを先延ばしする気は無かった。
「イくぞ。」
「イって。」
「出ちゃうよ。」
警告のつもりだった。
不覚にもコンドームを持っていなかったから。
「今日は大丈夫。だから出して。かけて。」
「ほしい。なかにい。」
そう言うと腰の上下動にグラインドが加わる。
テクニックではなくより深い快感を求めての自然のアクション
それだけに快感は強烈だった。
「ねえ。頂戴。頂戴。ちょうだーーーい。」
この女の哀願に対する男の回答は
白いうなじに歯型が残るほど噛み付きながら
放つことだった。
どくん、どくんと脈打ちが続くと
それに呼応するかのように
「うわああああ。」
という悲鳴が上がる。
ほとんど気絶状態。
それでもなお、女の性器がうえなのに、
絞り上げるように締め付けて
精液の最後の一滴までものみこもうとしている。
二人ともしばらく余韻に浸るかのように
つないだままの形で動かなかった。
いや動けなかった。
男の内腿には愛液が満遍なくふりかかり
薄い膜を張ったかのようになっている。
そして女の性器からは、愛液精液の混合液が
糸を引きながら垂れ流れている。
結合部をすべて曝したままのその形は、
醜悪なのか、それとも妖しい美しさなのか…
「すごかったよ。」
「うれしい。こんなに感じたの初めて。」
「ねえ、もう少しだけ、こうしていて。」
「誰かに見られるぞ。」
「いいの。見せたいの。あなたを食べたとこ。」
返事のかわりにさっきとは反対側の首筋を噛む。
それだけでまた、まだ、感じるのか腰を振る。
だが、男の性は、
これだけの激しい放出の後の立ち直りをすぐには許さない。
それに短時間での2回の射精に十分な満足感を得た。
それは女も同じだったと見えて、ようやく腰を持ち上げる。
「きれいにするね。」
そういうと、しなびたペニスにべっとりとまつわりついた粘液を
ぺろぺろと舐めあげる。
そこで
「お返し。」
というと今度は女を座らせると、股を広げ顔を突っ込んで
ぬれた性器から愛液精液の混合液を吸い出す。
オスとメスの匂いがかすかにするその液体を
口移しで吸いあいながら、しばし行為の余韻を楽しむ。
満足と疲労から動きが緩慢になり
着衣にもひどく時間がかかる。
性欲は無くても、ひたむきさに対する愛おしさはあるから
中途でキスをしたり愛撫しあったりするので
身づくろいの完了までには余計時間がかかった。
やや乱れてはいるもののどうにか人目は引かない程度になって
ようやくこの思い出だらけになった公園を後にする。
おそらく、この女を家に送ったら、もう会うことはないだろう。
同時に、あのあけすけな女との短い日々とも
完全に決別することになる。

そして…
もう一度ベンチを振り返ったとき、確かに見えた。
二つの黒い人影。
それは、ショウの観劇者たち。
なぜか、ひどくおかしくて、うれしくて闇に向かって手を振る。
こうして役者たちは舞台を去る。
だが、あのベンチではまた別の役者たちが
もっと過激な、羞恥ショーをくりひろげることだろう。
その中には、いま肩を抱いているこの若い娘も
メインキャストで参加しているかもしれない。

(この章終わり)

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