趣味は読書、「成り上がり」

矢沢永吉もキャロルも、名前は知っていたが、ロックの何かも分からず、ただ、「時間よ止まれ」は知っていた。
「成り上がり」が文庫で出たのは、高校の頃。これまで、何度か読み返している。古いのは、失くしてしまったので、新版で買った。
元気を出したい時に、読むのに良いと自分では思っている。
この本を最初読んだ頃は、まだ未来は未知で、沢山の可能性を秘めていたのに、結局、僕は大した人生を送れなかった。矢沢自身も、人生の荒波に翻弄された。それをふまえて読み返すと、また、違った感慨がある。
矢沢ほどのスーパースターでも、人生はままならない。しかし、今でも、歌えるのは、凄い事だと思う。
個人的には、横浜の部分が馴染みもあって好きである。