高校生と、おじさんの会話→みゆちゃんとの花火

本屋さんに寄ったとき、
一人のおじさんと高校生の女の子たちの会話が聞こえてきました。


盗み聞きする気はなかったのですが、
まる聞こえ


「ごめんな、お父さんの給料では塾に通えそうもなくてな」
「参考書で、なんとか頑張ってくれないかな？」

「大丈夫だよ、やる気次第でなんとかなるよ」
「そうそう、2人で使えるし、なんとかなるって」



どうやら、お給料が安くて塾に通えない娘のために
お父さんがせめて参考書だけでもと、買いに来た様子



お父さんは申し訳なさそうでしたが、
娘さんたちは不満なんかどこへやら


ああ、親子っていいな


あんなお父さんに育てられたら
いい娘さんに育って当然だな


自宅に帰ってくると、みゆちゃんがご両親と楽しそうに花火


「お姉ちゃんも一緒に花火しよーよ」
と、途中参加


「みゆはね、もう少しで小学生だよ」
「お兄ちゃん、そろそろ帰ってくるかなぁ」
「花火、一緒にやりたいね」



涙もろい、おばちゃんです


お泊まりしたいとせがまれ、今はお布団で一足先にすやすや眠る
私の天使


明日は一緒に会社に行こうね、と約束をして眠りにつきました


みゆちゃん、あなたにはどうやって
彼がもう戻ってこないことを伝えよう？



そう考えると、涙がこみ上げてきます


生きているあなたと私
お互い、悔いのない人生を歩もうね