- 名前
- ゆり
- 性別
- ♀
- 年齢
- 44歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- 気さくなゆりをよろぴく☆ ログも読んでね^^ んでもってアドヴァイスなどもよろぴ♪
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
(オモテの続き)裁判傍聴記 どうして出会い系を?
2012年07月29日 03:02
彼女は新たな土地で働きだし男性との交流もあったが、依存症の影響なのか時々記憶錯誤したり、
人前もはばからず泣き喚いたりする奇行におよび、親しくなった男性もすぐ離れていったりが何度もあったらしい。
裁判官は被告に尋ねた。「どうして薬物依存の矯正施設に入って治そうとしなかったのですか?
少年刑務所関係の人からも勧められたでしょう」
被告女性は「自分が薬物依存症だと認めるのが怖かったです。自分がキ●ガイだと認めるのが怖かった」
キ●ガイ?薬物で精神に異常を来たすのは誰でも例外ではない。病気である。この女性は自分自身が精神に異常を来たす人に対して偏見や差別意識があるのではないだろうか?
そして引っ越した土地でまた出会い系サイトに登録。何人もの男性と会ったが結局しばらくつきあい続けたのはひとりだけ。その男性がまた薬物依存症!
検事が尋ねていた。「2回とも出会い系サイトでヤクを入手してますね。登録した目的は何ですか?ヤクを調達してもらう相手探しですか?」
被告女性は大きくかぶりを振って「違います。私、まともな男性とつきあいたくて。ずっと変な人ばかりだからまともな人と知り合うきっかけになるかなと思って」
いや、貴女、そんな無茶な(@@;)。貴女がおかしな状態なのに、まともな男性が近づきませんわい。
逆に言えば、貴女がこれまで付き合った男性も、まともな女性が近づかない人。
類は友を呼ぶになっているのだと気がつかないのかな?
裁判官が静かに彼女を諭すように言った。「薬物傷害で矯正施設に入る人も、もともとは普通の人です。誰だって薬物依存になれば精神的におかしくなります。誰もが例外ではない。薬物の矯正施設、ダルクというのですが、みんな勇気を出して入院して克服しようとしている人ばかりです。当の貴女がそういう人達をキ●ガイと思ってどうするんですか。そういう偏見が自分や他人の薬害完治を遅らせているんですよ」
そう!その通り!みんな誰でも生身の人間。薬物依存になって精神が壊れるのは誰でも例外じゃない 。
病気は治すもの。偏見を持って差別するものじゃない。
被告女性は涙を流しながら聞いていた。裁判官の言うことがよくわかったのであろう。
(後日に続く)
このウラログへのコメント
裁判官って結構いいこと言いますね!
憲法の授業で裁判官がこんないいこと言ったとか言ってたなー(笑)
> ざざりーさん
裁判傍聴すると、裁判官が「大岡裁き」って感じの毅然とした意見を言うバヤイがあります。
人を罰するだけじゃなくて人を救う裁判官が多数ほしいですにゃ
コメントを書く