カンフル剤

今日も朝から雪・・・。
なんか気が滅入るような出かけるのもおっくうな一日の始まり。
趣味の短歌も言葉がまとまらず、もう一つの言わば裏短歌とでも言うのか、官能短歌と言うらしいのだが、それを
作り始める。
これまでの経験や想像で作っていくのだがなかなかの、その場のシーンが浮かんでくるような良いものも出来る。
あれこれ考えている所へＭ・Ｋからメールがくる。

～小池さんからカラオケに行かないかと誘われました。行ってくるね？～

俄然私の頭は回転を始める。行く度にどうや一度・・・と誘われるって言ってたやつだ。
今日は土曜日だけど息子は大阪から帰省しないの？

～今日は帰って来ません～

だったら今日は小池さんが家に送ってくれた時に、いちど二階のきみの部屋に招待したらどう？
俺は先に行って隠れているから・・・。

～了解しました～

彼とは初めてだね、では行ってらっしゃい。
私はもうそれまでの滅入った気持ちなど何処かへ吹っ飛んでしまい、
心躍らせて彼女の家へ行くべくいろいろと準備を始めた。