【妹ラブ！】明日のアイドルはチミだ！

ある日の事。
街を歩いていると。
「きゃ～！助けて～～！！」
追われているような少女がこっちに向かい走ってきた。見馴れない顔だ。この街の土地勘に疎いのだろう
こっちの角を曲がるんだ。
「あ、うん」
僕の誘導により、少女はどうにか追手から免れたようだ。
チラッと見てみたが、追手は黒服のいかにもな連中で、まともに闘ったら勝ち目がない感じだった。
事情は聞かない方がいいだろう。
それにしても、逃げた際に転けたり擦ったりしたのか、衣服は原形をとどめずにボロボロだ。
よかったらうちに来ませんか？
「まあ、大胆。でも気に入ったわ。ええ、喜んで」
なんか中途半端にお姫様っぽい仕草で少女はついてきた。
なんか映画的なシチュだなあ～。

少女は妹と同い年だそうで、妹の衣服を応急的に着せる事にしたのだっ！
確か妹も出かけてるから、滞りなく対処できる。
何でもいいから、ここにある衣服に着替えてよ。僕は居間で待ってるから。
「心遣い感謝します。では」
妹の部屋に少女を残して、居間で待つ。
すると
「のわあああ！大変なのだっ！大変なのだっ！」
いきなり妹が抱きついてきた。
どうしたんだ妹よ

続く！！