あなたは大丈夫？親しき仲にも色気あり！（２）

やはり見掛けも大事！

「人は中身が大切だ」とも言われていますが、恋愛に無縁になりやすい人は、ファッションに苦手意識があったり、外見に無頓着になってしまったりする傾向があるかもしれません。流行を追う必要はありませんが、人それぞれ、自分の魅力や色気の出し方を研究してみるのも大切です。

世の中には、「友達にしか見えない」という理由で告白が失敗に終わるケースがあります。
優秀なサラリーマンでも、全く外見に無頓着であれば、女性に自分の良さをアピールするのには、かなりの時間を要してしまいます。大手通信会社に勤める、32歳のKさんも、そんな一人でした。
彼の長年の悩みは、女性から異性として意識してもらえないこと。親しくなった女性に告白しても、冗談だと流されるか、「友達にしか見えない」と断られるばかりで、すっかり恋愛からも足が遠のいていました。
そんなKさんを見兼ねた、友人のスタイリストの女性が、Kさんに一日付き添い、美容院に連れて行き、服、眼鏡、靴をすべて新しく買い揃えて、彼女も惚れ惚れするようないいオトコに仕上げたそうです。

Kさんも最初は戸惑い気味だったそうですが、徐々に魅力的な外見に変わっていくに連れ、自分が生まれ変わったような自信を感じたと言います。
夜には、彼女が用意していた合コンにも参加し、Kさんは、女性たちの自分を見る目が、今までとは、まるで違うことにびっくりしたそうです。以前、告白した時には、「良い友達にしか見えない」と、かわされてしまった長年の片思いの女性も驚き、この後、再挑戦した告白で、見事付き合うことになりました。
この話からも、恋愛対象として意識されるには、見た目の要素はかなり大きく関わっていることが分かります。以前、主婦向けの昼の情報番組では、冴えない外見の夫を変身させる「亭主改造計画」というコーナーがありましたが、外見が一新することで、関係においても新たな変化が生まれることは、多くの人が納得するところでしょう。

「”男は中身が大事”なんて、私も思っていたりするんですが、これを読んで、”やはり見掛けも大事！”なんだなあと再認識した次第です」