昔話　前篇

昨日、友人（Ｍ子）と二人で飲みに行ってきました！
　大学時代の友人で４年ぶりの再会です。
　
　昔話にも華が咲き、かなり盛り上がりました♪
　実はこの友人とは、大学時代には付き合ってはいないんだけど、よく二人で飲みにいっては、お互いの恋愛相談やらなんやらをしてました。

　
　大学卒業したあとも、よく会ってたんですが、１日の出来事で、そこからぱったり会わなくなったんです。

その日の出来事を思い出したんで、ちょっと書きたくなったんで、ここに書きます。ウラっぽくないんで、ごめんなさい、、、


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雪がぽつぽつと降るある朝のことです。

　突然、Ｍ子から電話がなった。。。

「今、ちょっといいかな。。。」

「え、全然大丈夫やで。。。」

普段は明るく活発なＭ子だが、
いつもと何か雰囲気が違うその態度に少し驚きと心配が入り混じった感情に包まれた。
だが、とっさにそれを見せてはいけないと思い、平素を保ったまま聞き返した。

「どうしたん？、何かあった？」

「うん、実は今さっき彼氏と別れ。。。た。。。」

もう泣いて泣いて泣いて、声にならない言葉で必死に伝えているのがわかった。。。
　　
　Ｍ子は当時、話を聞いていても、本当に大好きなんだ。。。と感じさせるくらいに彼氏のことが好きだった。
なかなかのめり込まないＭ子だが、このまま結婚したい！とまで言っていたほどに。

　そんな彼氏と別れたというので、本当にびっくりした。

「今、会って話聞いてほしいんやけど、、、、」
　
「、、、いい？」


　ショックを受けているＭ子をほっとくことができず、会うことになった。

　昼過ぎ、雪がちらちらと降っている中、Ｍ子は一人待っていた。

「寒いし、暖かいところ入ろっ」
といって、少し歩いたスタバに入る。。。
二人で奥まったソファに座り、Ｍ子は少し落ち着いたのか、ぽつりぽつりと話し始めた。。。

話を聞いていくと、別れた原因は彼氏の浮気から発展して、浮気相手に子どもができ、結婚をすることになったということらしい。。。

しかも、結納も済ましてしまっている。。。

そりゃ、Ｍ子にとったら、「浮気」・「結婚」・「出産」のトリプルパンチでは、「冷静にいろっ」というほうが難しい。

俺も訳のわからない怒りに包まれた。
同情ではなく、純粋に相手に対する怒りしかなかった。

話をしているうちにもう夕方で日が沈もうとしていたので、
スタバを後にし、飲みにいくことになった。

歩いている道中、二人にあまり会話はなく、淡々と目的地に向かっていた。

この道中で純粋にＭ子を想い、浮気相手を怒りを感じたことを思い出し、
「実は俺はＭ子が好きなのか？？」と自問自答を繰り返していた。。。
　
あとで聞いた話、このときＭ子も似たような感情をもっていたみたいだけど、このときはそんなことも露知らずでした。

　飲み屋では、もうこの浮気相手の話はほとんど出ず、なんてことないバカ話で盛り上がっった。。。
　
飲み屋を出て、突然、Ｍ子は後ろから俺の手を握ってきた。
驚いて、Ｍ子の顔を振り返って見たが、下にうつむいてよく表情がわからなかった。
「きっとさみしいんやろうな。。。」
そう思った俺は手を振りほどかなかった。。。

　「辛かったな。。。」

そう一言Ｍ子に伝えた瞬間、Ｍ子は俺を抱きしめて、泣き始めた。。。
俺も身体をぐっと寄せて、頭を何度もなでた。。。

　本当に辛かったんやろうな。。。と思うと拒否もできなかったし、何よりも俺が好きなのかもと思っている状態では、できるはずもなかった。

　「抱いて、、、」

ぽつりとＭ子が言った。。。

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思ったより長くなったんで、続きは次回ということで、、、
ホンマ長くなってすみません。。。