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再掲 7th Fukuoka Part 1

2010年04月21日 21:34

再掲  7th  Fukuoka  Part  1

レズに奪われるというとんでもない別れ方をしたセフレとの日々は
かなり淫らな桃色に塗りこまれていました)

7th Fukuoka Part 1

背徳は愛の前では苦痛であっても
性の前では快楽を加速するのかも知れない。

出会った頃の彼女にはれっきとした亭主がいた。
どんないきさつがあり、どんな決断があったのかは
聞きもしないし、聞きたくもなかった。
身体をつないだ後のこちらからの要求といえば
「ずーっと、僕のオンナでいてくれ」という
かなり身勝手なものだった。
自活の道を持ち、結婚生活に倦怠していた女性につけいるような、
ひどいリクエストだったかも知れないが
セックスフレンド以上を求めたら
逃げてしまう気配を感じていたのか
即座にうなずいて、濡れた秘所を押しつけ、しがみついてきた。

何度か身体を交わすうちに、だんだんに行為が激しくなってくるのは
誰もが通過する当然の成り行きだ。
だが、少しずつ亭主に対する精神的な復讐が始まっていたのは
普通とちょっと違っていたかも知れない。

川に面するマンション彼女の崩壊寸前の家庭があった。
何度か車で送ってゆくうちに、
わざわざ、亭主が帰宅しているかもしれないその部屋が望める場所で
背徳の行為にふけることが多くなった。
二人でランジェリーショップに入り
かなりきわどいパンティを選び、
時にはラブホテル
時には暗闇の公園
時には高層ビルの陰で
買ったばかり、着替えたばかりの下着
愛液でたっぷりと濡らして
しゃぶりあいながら挿入して
どくどくと吐精して果てる….
そんなお定まりの行為が所を変えて
自宅の近くに移ってしまったのだ。
卑猥な調度のホテルに入り
パンティをずらさせて性器の奥までのぞきこみ、
身体をつないだ姿を鏡に映して見つめあい
わざと二人でオナニーをしているところを見せ合う。
イク。
死ぬ。
突いて。
おまんこおお。
などの叫びが交錯し、
愛液でシーツを濡らしながら
お互いの身体をたっぷりと堪能した後でも
ゆっくりと車を転がして送って行くまでの時間は
再び欲望に火をともすのに十分なインターバルだった。
だから、いつもねっとりとした口づけを交わすだけにとどめていた
部屋が望める暗がりの駐車場に車を停めたときに
女の手が激しく動いて
さっきまでさんざんしゃぶりまくり、
まだかすかに濡れているペニス
つかみ出したときにはかなりの硬度に戻っていた。

いきなりむしゃぶりつく
激しく吸う。
ちゅうちゅうと音を立てる。
こちらに視線を流した後、
さらに見上げて
明かりがついている自分の部屋を見る。
そして「ああ」とため息をついた後、いっそう激しく吸い出す。
万が一にも見つかるような場所ではないのだが
すでに帰宅した亭主のすぐそばで、
部屋が見えるところで
いらだたしげにこちらのズボンブリーフをさらに下げ
下腹や太もも、そして腰を持ち上げてアヌスにまで
びしょぬれの舌を這わし出す。
相次ぐ快感に先ほどの行為のときとおなじような硬度に達し
天を突くようにいきり立ったのを見てとると
再び、がぶりと呑み込んで
のどの奥に先端をぶつけるようにして味わいだす。
と同時に自分のスカートもまくりあげて、
パンティの中に手を入れる。
さすがに亭主の見慣れない下着で帰るわけには行かないので
二人がぐしょぐしょに濡らした買ったばかりのパンティ
残念ながらホテルに脱ぎ捨て、もとの、
といってもこれも結構派手めの小さなレースパンティになっている。
それもおそらくおなじように濡らしてしまうのだろうが
そんなことにはお構いなしに激しく指を使い出す。
上目使いにこちらを見る。
その目が部屋を見る。
するとさらに興奮していっそう激しく吸う。
かすかな明かりでも見て取れるように
性器をさらけ出し、指を使う。

こんなプロセスがしばらく続いた後、
しばしフェラチオをやめてペニスをこすりながら
「こんなところで、こんなところで….」とつぶやいた後
じっと自分の部屋の明かりを見ながら
「イ・イク」と叫んで
アクメに達してしまった。
それなのに、再び狂ったようにフェラチオを再開する。
見ていないとはいえ、亭主の前で狂う、という異常な興奮が
こちらにも伝わってきて、快楽の波が急速に押し寄せる。
「だ、だめだ。また、また出るよ。出ちゃう。」
そう叫んで、やめさせようとしたが、逆に吸う力が強くなる。
ひょっとすると、挿入以上の快感だったのかも知れない。
目の前をチカチカと星が飛び交ったかと思うと
前以上に激しく、
きれいにルージュを塗りなおしたばかりの
女の口に射精してしまった。
どくどくと続いた波が去っても、まだ口が離れない。
そして、のどがごくりと動く。
唇をぬぐうことすらなかった。
そして
「全部飲んじゃった。おいしい。」と言う。
口内に出したのは、これが初めてではなかったが
一滴も残さずに吸われたことは、いまだかつてなかった。
正直、嬉しく、とてもいとおしく思った。
だから、かすかに異なる種類の匂いがする唇を吸うのに
ためらいはなかった。
しばらく、しばし別れの口づけを交わし
のろのろと下着を直し、
さりげなく身づくろいをするその姿からは
なにか決意し、そのためらいすら捨てた女の
意地のようなものが漂っている。
おそらく部屋に帰っても一言の会話もなく
風呂に入り、行為の余韻に浸りながら
亭主の悪い面だけをフレームアップして
内心責め続けるのだろう。
過去との訣別を証明するかのように
あえて、自宅の近くで、
おまんこから愛液をほとばらしながら
別の男のペニスをくわえ精液を飲み干す…

やがて、この一連の行為はさらにエスカレート
離婚までの二か月間を彩ることになった。

(続く)

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