体の相性ということ２、

前日の続きです。

判りやすくするために簡単な例えで説明すると、「定規がないと長さが計れない」ことと同じことが起きているのです。

定規やセンチメートルという共通語が無いのに、各自が「長い」「短い」「ちょうどいい」などと口論している状態と同じことが起きているのです。

誰でもが言葉としての「長い」「短い」「ちょうどいい」は知っているのです。それと同じように「いい気持ち」「愛情を感じる」「SEX」などという言葉も知ってはいるのです。

しかし定規となる、つまり言葉を変えれば基準となる、さらにつまり皆の共通理解となっている、普通や常識の言葉の意味が判っていないのです。

双方が自分は理解していると思い違いして、相手も同じように理解しているのだろうとも思い違いしているのです。

つまり思い違いが二つ重なった状態となって、互いがいるのです。つまり四つの思い違いが重なっている状態なのです。

続く