- 名前
- 将太朗
- 性別
- ♂
- 年齢
- 47歳
- 住所
- 新潟
- 自己紹介
- 裏は基本的に人間の裏面(心の問題や欲望)を メインテーマにしてます。 基本的には物思...
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雪のバレンタイン
2010年02月14日 06:12
本日はバレンタインデーですね。
私の住む地域では久々に
雪があるバレンタインデーとなりました。
こんな日は
少しほろ苦い思い出が蘇ります…。
今を遡る事うウン年前、
私は恋をしてました。
相手は年上の人妻さん。
もちろん、旦那さんも子どもも
いらっしゃいます。
バイト先の先輩、ということもあり、
色々と世話してもらったのが
きっかけで、私は憧れを抱いてました。
いつかデートぐらい出来ないかな…。
そんなたわいない憧れです。
そんな折、私の3つ上の社員さんが
なんと人妻さんに告白したんです。
しかもその社員さんは既婚者。
衝撃を受けたのを覚えてます。
なんだ、この男。しかも人妻さん、
メール交換したのかよ?
と激しい嫉妬を起こしたのは言うまでも
ありません。
なんでもバレンタインデーの日に
告白したのだとか…。
それからの数ヶ月は私にとって地獄でした。
おしゃべり好きの同僚がいるせいで、
彼らの動向は逐一入ってくるわ、
社員さんが私のグループの上司、という
こともあり、のろけ話を聞かされるわ…。
もう本当に心が引き裂かれそうでした。
ただ、少しだけ心がすっとしたのは
人妻さんは上司のアタックをものともせず、
メル友でいてくれた事です。
上司のボヤキを聞くたびに、ざまーみろ、と
思っていたりもしたものです。
残念ながら私の心はそれだけじゃ
収まらなかったんですけどね。
そうして私は告白しました。
上司と同じようにメル友になりたい、と。
彼女はOKを出してくれました。
ずっと、友達でいましょうね、と。
その意味がどんなに深い意味だったのか
当時の自分は良く分からなかったんだと
思います。
いつか、きっと、絶対に
彼女を振り向かせてみせたい。
その一心でした。
それから色々ありました…。
別れや仲直りをしながら、
私は人妻さんとの絆を深めていった
つもりでした。
そして、幾年が過ぎ、
雪のバレンタインデーを迎えたのです。
私は上司と同じくバレンタインデーの日、
プレゼントを持って告白しました。
結果は…
見事玉砕です。
私には旦那も子どももいます。
私はあなたが思っているほど、清純じゃない。
あなたの気持ちは痛いほど分かるし、
大切にしてくれているのも分かる。
だけど、あなたは私を奪って
その後本当に私を幸せに出来るの?
皆を幸せにしてくれるの?
私もあなたが好き。
だからこそ、今だからこそ、
引き返せる。
ずっと友達でいようね…。
私は初めて人妻さんが私の事を深く愛して
くれていた事に気づきました。
そうして…
自分は少しずつ人妻さんから
離れていくよう頑張りました。
実際はどれぐらい頑張っていたのか
分からないですけどね。
そのうち就職が決まり、
私は彼女とすっかり疎遠になりました…。
そして、現在に至ります。
昔はずいぶんとうなされていたこの恋の
結末。さすがにもう忘れつつあります。
でも一生忘れられない恋です。
彼女の事を思い出すたびに、
彼女の気持ちに応えられる人間に
なれているかな?
反復して考えます。
彼女は今でも私の理想の女性ですから。
少し遠い思い出でした。
なお上司のその後です。
彼は精神的に少し参ってしまい、
別の部署に移動と相成りました。
さすがに人妻さんにちょっかい
だせる状態ではなく、
自然消滅になったそうです。
ある意味、厳しい現実ですね。
いずれにせよ、
雪のバレンタインデー。
皆様はいい日を過ごせますように!!
私は今だけ、少しだけぼんやりしたいと
思います。
では、また。
このウラログへのコメント
> さやさん
コメ、ありがとです。
後悔したのは覚悟があっても守りきれない自分の力のなさ。
アレから往年月…。今年はいいバレンタインにします。
心遣いありがとう!元気でました。
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