第１話･･･デート

平日休みの僕と土日が休みの彼女では
なかなか一緒にお休みを･･･と言うわけにはいきません

だから会うのは彼女の休み前金曜日の夜

僕の仕事はお店の経営なのでどうしても仕事が終わるのがいつも遅くなってしまう

でも、金曜だけはどんなに遅くても８時には店を閉めて３０分で閉店後の処理をすべて行う

そして待ち合わせの場所へ急ぎ、５分前には必ずそこに行く

でも、今日はレジの金額が合わなくて閉店後の仕事がなかなか終わらない
レジロールと売れた商品のチェック･･･つり銭の再確認･･･売上金の再確認･･･何をやっても合ってくれない
仕方がないので足りない分を僕自身が小遣いから補填して強制終了！

待ち合わせの時間には３０分も遅れてしまった


彼女と会ってすぐに向かったのはちゃんぽんのお店

彼女は焼きちゃんぽんを頼んでおいしそうに食べる
僕は野菜たっぷりちゃんぽん(^○^)

あまりにおいしそうに食べるから焼きちゃんぽんに箸を伸ばすと

「だぁ～～～～めっ！」

と、ブロックされちゃう

彼女はいつもそうだ
僕が彼女の食べているものを横取りしようとすると必ず拒否される

で、彼女はと言うと僕の食べているものを手当たりしだい横取りする

「お前、どんだけ食べるんだよ！」

って言っても関係なし！

「あなたはもう少しやせないとねっ！」

って、ほっといてくれっ！ｗ


で、おいしそうに食べる彼女を見ながら

「人間の３大欲求って知ってる？」

「それくらいは知ってるよ！
食欲、睡眠欲、性欲のみっつ！！」

「そうそう！
でね、人は一度に全部を満たすことはできないよね？」

「うんうん」

「だから、おなかいっぱいになって食欲が満たされると
今度は性欲か睡眠欲の出番だよな？」

「だから？」

「エッチしよっ！」(^○^)

「ぶぁ～かっ！
まだ食べてるでしょ？」

「ダメかぁ･･･」

「ダメって言うんじゃなくて
私はまだ食欲が満たされてない！」

「そっか･･･じゃあ待ってる」
・
・
・
・
・
「ああぁ～～～っ！
おなかいっぱい･･･眠くなってきたヽ(^○^)ノファーーァ！」

「ええぇ～～～っ！
なんでそっちだよっ！」

「眠くなってきたから
ホテル行こっ！」(^○^)

「良いねぇ！」(^○^)


という訳で、二人そろってホテルへ･･･


つづく


_/_/_/_/_/ 次回予告 _/_/_/_/_/

次回は食事が終わってからホテルに行くまでの車の中でのやり取りだったりします


乞うご期待？って言うか、期待すんじゃねぇぞっ！ｗ