みんな　ひとり

寂しいんだね

ほら

泣いて　いいよ




無理しないで

お母さんにも

娘さんにも

息を抜く瞬間が必要



生きるって

楽じゃないよね

うまく行かないことばかり



ご主人のこと

子供のこと

親のこと

彼氏のこと




言い出したら切りがない




そして仕事のこと

近所の嫌なおばちゃんのこと


更に政治のこと

経済のこと

景気のこと



デジで見かける嫌なユーザー

変なコメばかり残す変態男

すぐに会おう、直メと言い出す



うざい、信じられない、いい加減にしろ



と貴女は思う




「疲れる」


「何とかして」


「休みたい」



そう思いながら家路に着く毎日･･･



そんな自分に、また毎日に疑問を感じていたなら


わしは言いたい





「お疲れ様。休んでいいんだよ。ほら、肩の力を抜いて･･･」




みな、ひとりで生きている。




家族や彼氏との間が順調で、そう感じずに済む時間が続いている人はとても幸運


でも、そんな人は少数だと思う




子供はいつか巣立つ


ご主人はいつか、恐らく先立つ


彼氏との間、保証と呼べるものは何もない





だから、みな、ひとり



それが分かるから、感じられるから





みな、誰かに頼りたい



誰かに頼られたい







ひとりでないと、信じたい






みな、生まれて来た時はお母さんのお腹の中から



心理学ではね、母親の胎内の記憶が

完璧な、欠けるところのない状態のモデルとして

意識され、生涯変わることのない動機として

作用し続ける

という学説がある



臍の緒でお母さんとつながり

羊水にぷかぷかと浮かび

重力を感じず

腹が減ることもなく

暑さ寒さも感じず

トイレに行く必要すらない




考えてみれば

これは正に理想郷



そこに帰りたくて

人はその後


ずっと苦しむ



という説がある





考えてみればね

確かにその通り


誰にも反論できない


帰れるものなら帰りたい



お母さんのお腹の中


本当に夢の世界･･･




だけど

それは叶わぬ夢


男の子なら



今度は僕がお母さんを守ってあげる


という気持ちが強くなりたい、という願望の原点だろう




女の子なら

私もお母さんに負けない位、良いお母さんになる


という目標につながるのだろう







人の一生はそこから始まり


やがて誰もが

最期の時を迎える



それは幸せな旅立ちであったり

未練ばかりのものであったり



悔やまれ、惜しまれ逝く人


その反対の人




千差万別にひとは逝く








そう、ひとりで･･･








わしね、それで良いと思うんだ




誰だってひとりは嫌



でも、だからこそ


人とのつながり

親切

厚意

優しくされること



これらを嬉しく、尊く、有難いこととして

受け止め、感謝する気持ちが生まれると思うんだよね




だから、デジのような、こんな不確かな、顔の見えない場所であっても



一ときでもコメを残し、心を通わせ、「フレンドさん」として登録しあった縁ならば


わしはそれを

幸運と受け止めたい


例えその後、フレンド関係が解消され

お互い気まずい思いをしても

また、相手の心変わりの理由が分からないとしても･･･




だから、今これを読んでくれているフレンドさん

また、一見で見に来てくださった方


これも何かの縁です

感謝します





ひとりであればこそ、

有難い。


ひとりであればこそ、


美しい。




だって、


ひとりといっても、



あなたは決して


本当に一人では


ないのだから･･･














皆様良い週末を。