- 名前
- ドゥカティ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 48歳
- 住所
- 香川
- 自己紹介
- 高松在住の32歳。バイクとギターとサッカーが好きですね。他に好きなのは、話してて楽し...
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告白。。。
2006年04月10日 20:45
彼女を抱いた日。。。
その日から、彼女が少しよそよそしくなった気がした。。。
今までと同じように二人で出かけたし。。。
電話も、メールもたくさんした。
何度もキスした。。。
ただ。。。あれから彼女を抱く機会は無かったんだ。。。
単に時間の都合がつかなかった事もあったんだろう。。。
それは、今思えば、ただの言い訳にしか過ぎないんだけど。。。
仕事でのすれ違いが続いた。。。
そんなある日、僕は母の3回忌で実家に帰ることになった。。。
夏休みも兼ねて一週間の休み。。。
彼女と一緒にすごせないまま、長い時が経った。。。
僕の夏休みが終わると。。。
今度は彼女の夏休みだった。。。
「先生、もう会うのよそうか。。。」
「なんで?ほったらかしだったから怒ってる?」
「ううん。違うの。私、今から一週間こっちにいないから。。。」
「どこ行くの?」
「。。。。。先生には内緒にしてたんだけど。。。実は彼氏、いるんだ。。。前に話した暴力彼氏なんですけどね(笑)先生のことは、ホントに好きだよ。。。でも、彼氏とも、やっぱり別れられない。。。今から彼氏のとこに行くの。勝手だと思うけど。。。先生に悪いし。。。」
僕は、何にも言葉が出てこなかった。。。
こうして、彼女との関係が終わった。。。
関係が終わってしばらくは、いらだっていた。。。
職場で関係の無い人に、きつく当たった事もある。。。
やっと、気持ちの整理がついたのはそれから2ヶ月以上経ってからだった。。。
徐々に彼女とも、普通に話せるようになった。。。
そんなある日、彼女が倒れた。。。
ベッドで休む彼女の様子を伺う。。。
ストレスと、過労なんだろうなあと思いつつ。。。
「疲れてるんじゃないの?もしくは。。。つわりか(笑)」
軽口だった。。。
それから、程なくして。。。
「実は妊娠してたんだ。先生に言われて、そういえば、生理きてないなあ。。。って。調べたらできちゃってた。。。」
もちろん、僕の子じゃない。。。
何とも、複雑な気持ちになった。。。
同時に、空しさがこみ上げてきたのを覚えている。。。
それからしばらくしても、僕の胸のつかえは取れなかった。。。
僕は思い立ったように、電話を手にした。。。
「なあ、明日、日勤終わったら、30分くらい時間作れよ。それくらいしても、浮気にはならないだろ?(笑)」
次の日。。。仕事が終わり、彼女が僕の車に乗り込む。。。
以前の、高揚感は、互いにもう無かった。。。
仕事のストレス。。。僕とのすれ違い。。。
いろんな事もあったから、ちょっとヤケになってたかも?
そんな事を言われてしまった。。。
かといって、子供ができたことに後悔してるわけじゃないとも。。。
子供ができて、彼氏が自分を今まで以上に大事にしてくれるようになったと。。。
「今は、子供が無事に生まれてくることしか考えられないんだ。。。」
そう言う、彼女の屈託の無い笑顔を見たら、なんだか胸のつかえが、すっと消えた気がした。
「そっか、分かった。やっぱり会って話しが出来て良かったよ。でも、まあ、たまには愚痴でもいいから連絡しろよ。」
「はーい。遠慮なく甘えるよ(笑)」
僕は、前もって用意していた紙包みを手渡した。
「ほれ。結婚祝いと、クリスマス合わせて、それやるわ。」
ティファニーのクロス。。。
前に、アクセサリーの話をしてたからね。
「先生ってずるい。やっぱり先生のこと、大好きだよ。」
「まあ、そう言うなよ。忘れられないようにしたかったんだもん(笑)ちょっとした意地悪だ。」
「うん、忘れないと思うよ。」
「そっか。えーと。。。じゃあ。。。」
「何?」
「10秒だけ浮気しちゃえよ。」
そう言って、彼女を引き寄せ。。。
彼女と、最後のキスをした。。。
「じゃあな。」
「バイバイ。」
やっと、彼女とのケジメがついた気がした。。。
別れ。。。
でも。。。心は、晴れ晴れしていた。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
3月末で彼女は退職。
最後の一ヶ月は、切迫早産もあり。。。
まったく顔も見ていない。。。
心配は、心配だけど。。。
もうお互い、別々の道を歩んでいる。。。
元気な子が生まれてくるのを楽しみにしよう。
出産祝い。。。何がいいんだろ?(笑)
旦那さんの顔も見てみたいかもね(w
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