車の中、口で・・・

１ヵ月・・・　3週間・・・

ちょうどその間ぐらい

カラオケさんからの電話

変態さんは先週来たばかりだから

今週は来ない

まずは食事に行く

カラオケさんは今日は車で来た

せっかくだから前から行きたいと

二人で話していたラーメン屋さん

そしていつものようにカラオケに行く

車だからカラオケさんは飲めないし

わたしだけ好きに飲むのも悪い

気がつくとカラオケさんは隣に座っている

手は腰に　片手は胸に

そして　キス・・・

そうならないのがこの人だ

いきなりスカートの中に手が

「あ、あのさ・・・」

カラオケさんの手が止まる

「今日・・・ダメな日・・・」

少し残念そうな顔をする

こういうわかりやすいところは好き



そして車で部屋まで送ってもらう

「少しドライブいい・・・？」

嫌な顔せずに頷いてくれる

「そこ・・・右・・・その先、左」

だんだん住宅街から外れていく

「ここで止まって・・・」

あたりは人気のない空き地

街頭はあるので真っ暗じゃない

「いつもタイミング悪くてごめん・・・」

そう言って　上着を脱ぐ

髪を後ろに束ねて

カラオケさんの股間に顔をうずめる



「んっ・・・」

カラオケさんの指が胸に触れる

車の中でしてあげるのって

あの馬鹿に無理やりさせられて以来



今回は　わたしの意志で



多分　終電を気にしなくていいように

今回は車で来たんだと思う



このまま帰すのは悪い気がした

変態さんが現れるまでの半年

彼がわたしを支えてくれたようなものだから

出来る範囲だけど何かしてあげたい



袋のところとか裏側とか舌で舐めて口に含んで



肩をつかむ手に力が入ってくる

髪に手がかかる

力をいれようか迷ってるのがわかっちゃう

カラオケさんらしいよ

カラオケさんの手にわたしの手を添える

そして上下に動かす

いいよ、遠慮なんかしなくてさ

口の中に勢いよくカラオケさんのが流れてくる

口の中で少し味わうようにして飲み込む

舌できれいに舐め尽す


変態さんのより大きいかな

そして元気は・・・　良すぎるよ

また大きく・・・

カラオケさんの顔を見る

なんかバツ悪そうに見てる

かわいいよ　その顔

もう一回咥えてあげる

あの日じゃなければなぁなんて思う

わたしのは、きっと赤い色に混ざって・・・

二回目を飲み干す

今度は口に咥えたまま舌で舐め続ける


『ありがとう、気持ちよかった』

カラオケさんの顔を見上げる

ほんとに満足そうな顔をしてた




マンションの前で降ろしてもらって見送った

今回もキスってなかったななんて思いながら

部屋に戻る　そして変態さんにメールを打つ



『今度　来た時　いっぱいキスしてね・・・』







非常識がつくくらい




キス大好きな変態さんの返事は




たった一言








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『　当然だ　』