- 名前
- ヤヨイ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- あ~・・・ ごめんなさい 何もないの~(゜_゜>) 。。。。探してみます?な~んてね(笑)
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弥生 三月生まれでもない したたかな女
2008年08月19日 20:28
これは同級生の奥様の名前。十月生まれだという。。
古典的な優しい響きの大好きな名前でしたが、この弥生を名乗れなくなりました。
彼とは、吹奏楽部の活動で3年間付き合った仲。スコアでもめたり、音楽性でケンカもしまくったけれど、周りが心配するほど険悪な関係でもなかった。それが証拠に、大学に進んでも就職しても年に何度も工面しては、飲み歩いた色気ゼロの男女関係。
話題も、男同士。私も恋をしていたとしても、彼に打ち明けるようなのろけも悩みもない天真なおこちゃまだったので、もっぱら、彼の恋人定め。
ただ、私も結婚を意識したあたりで、彼も川崎に異動となり、さすがに自然と疎遠になってしまった。
それが、昨年の同窓会で、久しぶりに皆で飲んだあと、口説かれ、憔悴していると聞かされたのが、奥様、弥生さんのこと。
結婚したことも風の便りだったので、まったくどんな出会いで、どうなったのかも知らなかった。
彼女は、職場に派遣されてきた子で、一目みたときから、可愛い笑顔に魅せられていた。よく彼女と帰り道で会ったり、仕事のサポートをしてくれるので、運命を感じ、思い切って誘ったら「嬉しい」と二つ返事でOKしてくれ、順調に交際していたらしい。ただ驚いたのが、童顔だっただけで実は彼女は6歳も年上だったと聞いた頃には、男女の仲になっていたし、もうそんなことは気にならなかったと。
ある日、いつものベットインの際「今日は安全日だから、そのまま来て。貴方を生で感じたい」と感動的な言葉を言われ、営んだところ、翌月、彼女から「生理が来ない」と。。。
でも、彼はもうぞっこんだったので、迷わず「産んで!結構しよう」と求愛したら、彼女の表情がおかしい。普通抱きついて喜ぶところだろ、、、といぶかしがったら、また年以上の秘密があったという。彼女は、バツイチ。しかも離婚の理由が、子供ができない不具者だと、婚家から追い出され、ご主人もかばってくれず、身一つで別れてきたという時代錯誤のような話。正直彼は、結婚していたという事実にはショックを受けはしたが、「私なんて、貴方に似合わない」と涙ぐむ弥生さんが、いじらしくて守りたくて「かまわないから、俺の奥さんになって!」と貫いて、結婚したそうだ。
そして、無事臨月を迎え、女の子が産まれたのだが、それから彼女の態度は一変。あからさまに彼を避け、ご飯も作らない。
それでも彼は、体の弱い彼女を気づかい、三食外食で、休みの日は、彼女を全面的に休ませ、家事も育児も終日やって、彼女の気が休まるのを待った。
少し子供に手がかからなくなっても、酷くなるばかり。勿論夜誘おうもんなら、鬼のように怒る(う、身に詰まる)。
「子供もできたのに、なんでアンタに抱かれないといけないの!」と言われたときは、流石に家を飛び出したそうだが。。
みるみる体重も減り、不節制な外見に、時折、上司に注意もされるようになってきて、、
そんな頃、たまたま会議室で後片付けをしていた女子の会話を偶然聞いてしまったそう。「弥生・・・・」という単語が耳に入り、思わず盗み聞きしたら「うまいこと騙したよね。出世株だって、部長に聞かされてから、Sさんに誘われるよう、コナまいてね。。。。。。
早く父親みつけないと、ヤバかったもん。あんだけ派手して、うまくエリートでいいなり旦那捕まえて♪したたかな女って得よね」
「でも、信じる?あの女の本性ってわかんないんかな?」
・・・・意地悪な笑い声の中、どうやってその場を立ち去り、その日仕事したのかも分からなかったと。。。
「どう思う?マジだと思えるか?」と聞かれ、正直詰った。
「どう言って欲しい?もう分かってるんでしょ?」
と酒を注ぎながら、逆に質したら、彼はポロポロ泣いた。
「でも、好きなんでしょ?だったら。。。」
その後の言葉は残酷すぎて、いくら真実を欲しがっても、悪魔の私でも言い切れなかった。
私よりも悲惨な生活。。そんな気がした。
弥生という名前は、とても好きだったけれど、見ぬ人に失礼ながら、その日から弥生という漢字は封印したくなった。
このウラログへのコメント
> ともさん
ともさんもヤヨイに騙されないようにね(*^。^*)
あれから、彼のところはどうしたのかな。今年は帰省しなかったので、、、わからないけれど。
> ぼくねんさん
幸せだと思う私は穿ちすぎかな?でも結婚を愛のゴールと考えない打算は凄い計画的なんでないかな?一生安泰を望むのも賢いことなのかも。彼んちは資産家なので、どう転んでも困らない。
> 陽一さん
仏でなくて、世間知らずだったのかもしれない。女は弱いもんだと、何でも決め付ける古いタイプなので、足元みられたのかな。ヤヨイもとひ弥生は怖いね。
> ひこさん
女は産む性だから、絶対に母だけれど、男は育てて初めて男親になってゆくんだよね。もしかしたら、血が違うかもしれなくても、親であることは変わりないと言い切るか、はっきりさせるか。。
> Shinさん
好きだと見えない事実って惚れた弱みでしょうか。同性だからわかるけえど、計算高く賢く有利になるよう策力できる女性って多いと思う。とはいえ、同僚のやっかみで嘘と信じたいところも
> 丘紫さん
同性から見たやな女って、本当に嫌悪に値しますよね。ただ彼がしきりに言っていたのが「娘は可愛い。心底可愛い。でも・・」葛藤があるようです。信じれば、本当になる!?事もあるのでしょうか
こういう話を聞くと女性ってコワイと思ってしまいますね。人それぞれなのはわかってますが。
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