- 名前
- tarashi
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- 年齢
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- 東京
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- 58歳ですが、仕事も体力も絶頂期にあります。映画、料理の食べ歩きが趣味です。ウラデジ...
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ロシア・アヴァンギャルド展 17日日曜日まで
2008年08月17日 00:52
いつもカブトムシか当直の愚痴のウラログですが。
もう1ヶ月くらい前なのですが、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムに行き、「青春のロシア・アヴァンギャルド シャガールからマレーヴィチまで」に行ってきました。シャガールってパリの画家っていう印象が強いですが、実はロシアの芸術運動の先端を走っていたのです。
革命前のロシアで、芸術家たちも絵画に革命をおこすべく活動をしていたのです。
あるものはキュビズムやフォビズムを武器に、あるものは民族的・土俗的芸術へ帰ることで、またあるものは極端な抽象絵画で。
さらに、土俗的かつ宗教的にさえ思えるピロスマニの絵画も数点展示されていました。
特にマレーヴィチなどは抽象化を極端に推し進めるのですが、革命後の政府から社会主義リアリズム以外の美術を禁止され、ほとんど美術をあきらめ単なる似顔絵画家(肖像画家)になってしまいます。
その他にも前衛的な映画も場内で上映されており、社会主義革命の直前・直後の芸術家の息吹を感じ取ることができます。
観客は本当に少なかったのですが、僕にとっては面白い美術展でした。
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