- 名前
- やがみ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 異常なまでのキス好き 脚も好き どうもSらしいw 現在、デジで会った彼女を 着せ替え...
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キス友
2008年06月22日 23:50
○○友という言葉がある
最近ではソフトバンクで ただ友だっけか?
メル友 まあ これはみなさんご存知のメール友達
あと 正確にこういう言葉があるかは知らないが
飲みに行く友達を 飲み友 普通は飲み仲間とか言うけど
カラオケに行く友達 カラ友? オケ友?
えっち友達 まあ これはセフレ こじつければえっち友かw
さて キス友
読んだまんまの友達です
キスだけの話なので 表ログでもいけそうだけど
念のためウラログで
邦子に初めて出会ったのは 行きつけの飲み屋だった
飲み屋にバイトをしている子の友達の一人だった
何回か 顔をあわせて 挨拶程度のことはしていた
そして ある日 邦子は単独で飲みに来た
バイトの子も休みで 一人カウンターにいた
わたしは いつもの所というかカウンターの端に座る
目があったので軽く挨拶だけはした
客は二人 まったりと時間が過ぎた
「やがみくん 彼女知ってるよね?」
ママが聞いてきた
「知ってますよ たしか 和恵(飲み屋のバイトの子)ちゃんの友達」
「そうそう 知ってるならいいわ じゃ ここ来なさい」
「は?」
「離れてられると こっち相手 そっち相手 面倒なのよ」
「なるほど」
こういうことを 本気で言うのがここのママのすごいとこだ
言われるままに 隣に座った
「あ どうも」
「あ どうもです」
「今日は一人で?」
「はい 近くに来たので寄りたくなって」
「君もここの妙な雰囲気に捕まったクチか?」
「あはは そうですね ここって妙ですよね」
確かに 妙な店だった
まずママの態度がでかいw
バイトの子で一人 主みたいのがいる
この子も態度がでかい
「そりゃ あたしがやってる店だもの 」
「そうですね」
「そういえば聞いてくれる」
「はい」
「はい」
「この前 テレビで教祖様募集ってあってね
これ応募するって言ったら 猛反対くらってね」
「いや 普通 するでしょ」
「教祖よ まさにあたしにピッタリじゃない」
冗談とは思うが 本気じゃないかと思わせるのが
このママのすごいところだ
そうこうしてるうちに邦子とそれなりに打ち解ける
帰るときに邦子を送っていくようにと
ママから指令が出たので邦子を送ることにした
途中コンビニにより買い物をし邦子を送った
少し話がしたいというので 車を止めて
世間話をした
ここで気づいたのは 邦子は とても騙されやすい性格
無防備というか なんか幼い
22歳 大学4年 田舎は岩手 コンビニとかでバイトしてる
和恵とは専攻が同じで知り合ったとの事
話せば話すほど すれてないのがわかる
だんだんいい雰囲気になってきた
かなり錆付いてはいても やがみはやがみなのだろう
内心 いけるな と悪魔が顔を覗かせる
髪を撫でてやる
実は 邦子は気づいていたかはしらないが
この時点で かなり二人の距離は近くなっていた
ゆっくり引き寄せて 邦子の話にうなづきながら目を見る
よし 落ちた そう思いながら
軽くキスをする...........
その時 なんか違和感を感じた
邦子の体のこわばり方が なんか変
もしかして かなり経験少なし?
そうなると 説明を添えねばならないなと思った
「大人のキスしようか?」
「え、キス... 今 した..」
「今のは青春のキス 今度のは大人の」
「な、なんか違うんですか?」
「今のチュッってキス以外したことは?」
「ないです 今のがキスじゃないんですか?」
「うーん まあ覚悟はいるかな」
「覚悟.....」
「あ 嫌ならいいけど」
「してみたいです」
「じゃ 何あっても慌てないでされるがままにね」
「はい...」
まあ 大人のキスっていうか わたし的には普通に思ってるんだが
なんか 世間的には違うのだろうか
まあ どんなのかは ウラログから探してください
「い、いまのが.......」
「まあ 多分 そうだと思う」
「こんなのあったんだ」
「まあ あるとこにはある」
「やがみさん 」
「ん?」
「やがみさんになら あげてもいいかなって思っちゃった」
「へっ なに?」
ちょっと脳裏に嫌な予感が走った
まさかと思うのだけど まさか この子.....
「バージンあげてもいいって思いました」
やっぱそれか この無防備さ 男免疫なさ
根底はそれだったか......
悪魔の横から 偽聖者が現れた
そして悪魔と論議を始めた
いいじゃん このまま仕込め
いや こういう素直な子は 最初で今後の方向性決まる
ここは 慎重に
それは おいおい考えればいいじゃん ご馳走だよ
いや 本音いえば 面倒だし
「まじに?」
「はい」
「嬉しいが よく考えた方がいいかもよ」
「あたしじゃ嫌ですか」
「嫌じゃないが わたしはキスの方が好きなんだよね」
「ええ そんな人いるんですか?」
「ここにいる」
「えー 梅沢さん この前 無理やりホテルに連れ込もうってしましたよ」
「ぶっ やつは何をやってる」
梅沢 飲み屋の客の一人 悪い人ではない すけべだけど
「よく 助かったね」
「大泣きしたら 焦っちゃって 謝ってくれました」
「まあ そこまでされて 続けられるほど悪い人じゃないし」
「ところで わたしのもらってくれないんですか?」
「しばらくキスだけでいいんじゃないの?」
「いいんですか?」
「わたしは キスの方が好きだから」
「わかりました じゃ お願いあります」
「なに?」
「もう一回してください」
「はいよ」
邦子とわたしのキスだけの関係が始まった
そして 週に1、2回邦子からメールが入る
都合がつけば わたしは仕事を切り上げ迎えに行く
そして 車に乗せ キスをする
最初はぎこちなかったが 慣れるというのはすごい
「おかえり」
「やがみさん」
キスをして 邦子は 運転の邪魔にならないように寄り添う
大学であったことなんかを邦子は話し
わたしも何かあれば話をする
髪を撫でながら 気が向いたらキスをする
邦子が欲しがったらキスをする
2時間くらいの短い時間
なんとなく 和やかな時間
そして 誰にも言ってない 秘密の時間
その関係は半年くらい続いた
そして 邦子が田舎に就職が決まり帰ることが決まった
「就職 おめでとう」
「ありがとう でも 田舎帰ったら...」
「そうだね 寂しくなるけど このまま終わったら」
「....はい...」
「こんな綺麗な関係なんて滅多に経験出来ないよね」
「そうですね....」
「最後までキスだけで...」
「はい...」
邦子にキスをする
やはりわたしは卑怯だなと思う
多分 最後に抱いてください
それが 邦子の望み そして多分区切りとけじめ
それを封じたのは わたしのずるさ
そして 邦子が帰る2日前
最後のデート
「やがみさん わたしたちの関係って何だったんでしょうね」
「そうだね うーん キスだけの友達 キス友?」
「あは それ 面白い」
「そうだね」
「キスがとても好きになっちゃいました」
「いいことだ」
「じゃ 最後に 特別なのを」
「はい?」
いつものキス そして おでこ 顎 首筋 耳
最後はまた いつものキス
「やがみさん ずるい」
「うん?」
「まだ こんな隠し技あったんだ」
「ははは.. まあ 続きは 次の相手とね」
「は...はい.....」
正直 気まずかった 泣き出した邦子を
泣き止むまで抱きしめてる間
いっそ しちゃえば 楽なんだろうなと思いながら
自分が決めた終わり方 今更 変更はしない
泣きやんだ邦子は 少しは楽になったのだろう
少し笑顔を見せ 大きくお辞儀をして去っていった
車の中から もう二度と会わないだろうって女を見送る
こんなの一回だけあったなと思い出しながら
邦子が見えなくなったのを確認して
わたしもその場を後にした
その後 邦子は一回だけ 遊びに出てきたようだが
時間が合うことなく結局会うことはなかった
邦子から連絡もなかったし こちらもしなかった
きっと 邦子の中でも もう昔の思い出になったのだと思う
このウラログへのコメント
半年の間、キスだけ。。。
キス友って、なんだかすごくステキ(〃∇〃)
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