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1st Contact-02

2008年06月13日 22:57

その日 わたしは母を親戚まで送り

待ち合わせの場所へ向かった

終日 付き合わされる覚悟はしていたのだが

送るだけでいいとのことになった

時間が出来たので 3、4時間程度であるが

人と会うことにした

実際 彼女から 東京に行く用事が出来

どうですかと聞かれたときは少し嬉しかったが

不運にも母の送迎という用事がありがっかりもした

しかし 前述のように事態は好転した

まあ とりあえず時間もないし 

食事だけでもいいかなと それでもって

楽しく過ごして次回に繋がればいいと思ってた



嘘です わたしのことです そんなことはない

まあ 一応1割くらいは思ってましたが

そう言いながら 事前に 無理やり承諾させ

今日の運びとなったのだった

しっかりと 事前に話してるときに

「やがみさん それってずるいですよ」と

毎回 決まって言われる言葉もいただき

お約束通りに

「ええ わたしは卑怯ですから」と答えておいた



そして少し予定より早く着く

カーナビの予定時刻を30分短縮

そして 待ち合わせの場所に行く

事前に格好を聞いていたので あたりを見回し

該当者を発見

すこし離れたところで眺めつつ

電話をかける

ターゲットは 予測通りに携帯を取り出した

内心 『ビンゴ!』と思ったわたしだった

少し イメージと違うなと思いつつ目が合う

わたしの彼女イメージ

少し癖ッ毛か あるいはゆるいパーマ

少し疲れてけだるそうなイメージだった

しかし 実際は違っていた

少し小さく 若く元気で とても人懐っこい笑顔を見せた

イメージと一致していたのは 上品そうなところだけ

しかし 内心 少し Vサインなわたしだった

イメージとは違うが いい意味で違う ラッキー



本当は待ち合わせ場所でランチの予定が

ランチが売り切れ!

場所を ちょっと有名な場所に移し

そこに入っている店舗で ランチをとる

なんとなく健康的になりそうなメニューだった

なんとなく体に優しそうだ

いい気分になったところで

さっそく お楽しみに

彼女は 途中見つけたところに寄りたそうであったが

ここは 泣いてもらうしかないかなと思った

「そういえば やがみさん」

「はい?」

「わたしが東京に来た理由聞きませんよね?」

「はい」

「なんで聞かないんですか?」

「聞かないほうがいい気がしたので」

「実は その」

「何となくわかってますから」

「それでよかったんですか?」

「聞かれたくないと思ったので」

「そうですか」

自分ながら格好つけすぎとは思うのだが

事実 最初 何の用事で来るのだろうとは思った

が、なんの理由でもよいとも思った

隠し通してくれれば それでいいし

話してくれれば それは複雑ではあるが嬉しいこと

もっとも この時 心の中では

寄りたそうなところ寄ってあげるべきかと

ほんの少しだが ゆれていたのだが

この時  何がなんでもしなきゃ うん 絶対してやる

そう 揺るぎない決心が固まったのだった

そして 有無を言わさず 強引に彼女を引っ張っていく

そこで そうだ まず 抱きしめなきゃと抱きしめる



わたしは その抱き心地でするかどうか判断する

ウラログにも書いたことだが

実を言えば 昔は絶対不可欠な行為だったが

今では 見た感じ、仕草、服の上から予測される体

やらんでもわかってしまう 

ただ 一応 やっておくことにはしてる

ここ最近 この二つにズレが生じたことはない

そしてシャワーを浴びてくる

続いて彼女も浴びてくる

「じゃ はじめます」

「はい お願いします」

まずはキスをして 彼女の体に触れる

触れた感じはとてもいい

小ぶりな胸 ただ 手に収まった感じが なんかいい

反応も とても いい感じ

なんとなく いじめたくなってくる

しかし ここは我慢 いきなりは まずい

そしてキスを再びする....

彼女の顔を見る....

ああ 困った その表情......

やられたよ..... 髪を撫でる

ついつい しつこいほどにキスをする

彼女を上に下に 結構無茶に振り回す

自分の体力低下が悔しく思いながら 時間がくる

なんか 彼女にとても安らぐものをもらった気がする

多分 彼女は わたしが頼めばちょっとくらいの無茶は

一生懸命きいてくれる気がする

わたしは それに対して返しきれているのだろうか

まだまだだ そう 勝手に思う

次回はもっと楽しんでもらわなきゃ

その次はもっともっと

あと 次回は 行きたいところにつれていってあげなきゃ

めずらしく そんなしおらしいことも思いながら

彼女を送った

時間いっぱいで バタバタしてしまい

新幹線のホームでキスでお別れという

王道をしそこなったし

次回は 絶対しよう

ついでいえば 街中で 公衆の面前構わず キスしよう

かなり 個人的趣味なことを考えながら

彼女との初めての時間は終わった

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