- 名前
- BB
- 性別
- ♀
- 年齢
- 44歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 特になし
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ハート型のお尻☆
2006年01月15日 23:50
『君がここへ来るのだって危険だ
隣近所はなく ぼくらは知り合ったばかり
ぼくは君を 君はぼくを知らない
外で待つタクシーもなく 公衆電話もない 叫んでも聞こえない
君と ぼくだけ』
五月の午後 マンハッタンの雑踏から離れた川べりの静かな家
男と女 二人だけの空間 何かが始まる予感
ニューヨークの「スプリング・ストリート画廊」に務める
“バツグンの金パツ美人”“教養豊富”“バイブレーター所有??”のエリザベス(キム・ベイシンガー)は離婚したばかりのキャリアウーマン
ある日、同僚モリーとチャイナタウンにパーティーの買出しに行った際、身なりもよくハンサムな男(ミッキー・ローク)に話しかけられる
別れた後、振り返ってウィンドウ越しに男の姿を見たエリザベスは不思議な気持ちに胸をときめかせた
翌日、ノミの市を散策しているエリザベスを偶然見かけたチャイナタウンでの男ジョンは、彼女の様子を後ろからしばらく、優しい微笑みで眺めていた
フランス製の高級スカーフを欲しそうにしていたエリザベス
鶏の玩具を無邪気に面白がってるエリザベス
タイミングを見計らって話しかけるジョン
お互い、何の違和感もなく打ち解けあいイタリアンレストランで食事をした
そして レストランを出てから彼は 彼女の服の上から エリザベスが欲しがって諦めたスカーフを重ねた
「これがぼくの警告だ」
彼女の体を包んで 彼は動かない
つないだ指先をひくように 先導されるままに彼の友人の川べりの家へ。。。
家に入るや否やベッドの用意を始めるジョン
不安を感じたエリザベスはその場を去ってしまった
しかし、ジョンから画廊に花束が届いたエリザベス
あの時の再開を忘れられずにいたエリザベスは、ジョンに会う
ジョンはエリザベスに目隠しし、彼女のカラダに氷を使って愛撫する
今までにない官能的な気持ちに身を委ねるエリザベス
その日から二人の関係が始まった
ジョンが仕掛ける様々なエロティックな行為
彼女は彼の言いなりになる
しかしジョンは、自分が何者であるかは一切口を開かなかった
モダンな部屋 生活感のない家具 クローゼットに並んだダークスーツ
『皿洗いはぼくがするからいい ぼくが買い物をして 食事を作り 君に食べさせ 朝は君に服を着せ 夜は服を脱がせる ふろに入れ 君の世話をする 友達に会いたければ昼間会えばいい 夜はぼくらだけの時間だ』
優しさ 困惑 女の目覚める性本能 愛 そしてサディスティックな要求
飼われた猫のように。。。
「ナインハーフ」(1985年アメリカ映画)
監督:エイドリアン・ライン
多分、10代半ばの時初めて観たエロえーが
って言っても今観ると刺激に慣れすぎちゃって「行為」自体は大した事ないかも。。。
でも観た当時はドキドキでしたよぉぉ!!
ミステリアスでエロいミッキー・ロークに
*^^*
今観てもアノ時の気持ち思い出してドキドキします
優しく妖しい微笑みとダークスーツとピカピカに磨いた革靴
こーゆーヒトに出逢いたいぃぃ!!キム・ベイシンガーになりたいぃぃ!!
って10代の頃夢見てましたー
しかし、モロ80年代ですねぇ、この作品!!
だから今じゃ死語と化した「キャリアウーマン」「ハンサム」なんて言葉使ってみましたー
映像と音楽だけのシーンが多いのはMTVとかの影響なのかしらん?
詳しくは分らないけれど、音楽なんか「音」が80年代!
ファッションとメイクと髪型も
あのキム・ベイシンガーの髪色とミッキー・ロークのヘアスタイル、今じゃありえないでしょー(笑)
キム・ベイシンガーのだぼだぼのセーター、その上ローライズ主流の今じゃおへそのかなり上でベルトでマークするパンツなんて今誰も穿かないって!
時代は感じるけれど、またそこがイイですね
でもキム・ベイシンガーのブラインド越しに光が差し込むストリップショー、雨上がりの青い夜、ネオンが差し込む外階段でのSEX、スライドを見ながらジョンを思い出して自慰行為するシーンは今も印象に残ってます
この作品、光と影がとても美しいデス
キム・ベイシンガー、この頃はどこか垢抜けない感じですけれど、カラダは完璧に素晴らしい!!
でも、ジョンがエリザベスのお尻を
「ハート型の尻した最高の女なんだぜ!」
って彼女のカラダを褒めているけれど、この台詞、カラダだけじゃなく、彼女の全てを称えているのが、20歳過ぎてから再度観た時、私には解りましたね
男の人がホントにカラダだけ褒めているか、カラダと称して全てを称えているか。。。
この違い、なんとなぁく感じた事あります。。。
この作品、当時、エロいシーンばっか話題になったみたいですけれど、恋愛映画として充分楽しめます
ジョンは段々サディスティックになっていくのですが、それにエリザベスがついていけなくなっていくんです
何で二人がダメになったか。。。
エリザベスはジョンとのSEXは好きなんですよ
エリザベスは恋人ジョンに二人だけの安らぎと刺激を求めていたと思うんですね
でもジョンはエリザベスの事を愛している想いから、刺激を求める事に執着しだしてきたから、それが、エリザベスを不安と困惑な気持ちにさせてしまい、ジョンの事は愛しているけれど、泣く泣く部屋を出ていく事にしたんだと思います
ジョンは激しく感情には出さないけれど、エリザベスの事が好きで好きで仕方なかったんだと思うんですね
その想いから、「束縛したい」「思い通りにしたい」「自分だけのモノにしたい」って気持ちが強くなって、サディスティックな行為がエスカレートしていき、刺激を得る事でエリザベスへの愛情を確認していたんじゃないかなぁ。。。
でもエリザベスは、その行為が苦痛になっていき、ついていけなくなっていき、彼の行為から愛を感じる事ができなかったんだと思います
女は男を精神的な部分で求めるから、いくら男に愛情があっても、精神的な部分で苦痛を感じたら、間違いなく離れていくでしょう。。。
あくまでも私の考えだけれどねぇ♪
愛するヒトにはちゃあんと、愛と安らぎを与えましょうネ☆
しかし、ミッキー・ローク最近の作品「シン・シティ」観たら岩石みたいな顔になってましたねぇ。。。
あの頃の面影はどこへやら><
確か整形手術失敗したんですよねぇ??
キム・ベイシンガー「LAコンフィデンシャル」でアカデミー助演女優賞採られたけれど、一体アノ作品の演技のドコを評価されたんだろう??
長い間の疑問です。。。
どなたか教えて下さい。。。
作品自体は良かったですけれど☆
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