今日の1冊その84

笑いすぎてゲロを吐いたことがあります。

こんばんは。玉こんにゃくです。

「さわの文具店」沢野ひとし

文房具に対する愛とこだわりの詰まったエッセイ。

私の母は椎名誠の本に載っているこの人のイラストを見て「お金をもらう絵じゃない」と酷評していたが、しょっちゅうハワイだのニューヨークだのパリだのに行けるだけのお金は得ているよう。

そこでの文房具の買いっぷりがすごい。何百ドルもする万年筆やら切れ味のよいペーパーナイフやら大量のポストイットやら、とにかく買い込む。
好きなものを目の前にすると財布の紐が緩くなるの、よくわかる。

紙縒りをつくるのがうまかったお父さん、登山や建築や本などあらゆることを教えてくれたお兄さんとのエピソードを読んで胸が熱くなった。
沢野さんのところは女性陣が強いのね笑