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世界のマンパワーは中国に牛耳られるかもな

2025年07月19日 17:23

中国は現在国家戦略でAGI搭載の人型ロボット開発に邁進している。
既報の如く今年中に量産を始め2年後には世界トップになる計画だ。
中国は国家が決めた産業計画に、多数の企業が猛然と群がり過当競争を始める。
すると急激な技術革新が次々に起き、あっと言う間に世界トップに躍り出る事になる。
これをチャイナスピードと言う。
EVもそんな具合にあっという間に世界トツプに躍り出た。
今はもうEVで中国メーカー価格と性能で敵う外国メーカーは居なくなった。
中国という単一政権では、国家が決めたら迷うことなく、多数の企業が研究開発を始めるわけで、
開発資金は補助金という名前でどんどん企業に提供される
国が国家戦略で決めた事は、何としても世界一位になる事が求められるのである。

今まで日本はどれほどの先進産業を追い越されたか。
家電太陽光発電レアアース磁石(ネオジム磁石)、Liイオン電池、EV、有機ELテレビほぼ根こそぎ奪われている。
日本の最後の砦である車産業だって、崩壊してしまう可能性は大いにあるのです。
そうなると最大の雇用550万人とその家族を含めれば700~800万人の生活が困窮してしまう事が容易に想像されるのである。
そうなってしまった場合、日本には産業用ロボット位しか先進産業が無くなってしまう。
このロボット産業だってこのまま行けば中国世界一位を奪われるだろう。
人型ロボは工場内を動き回り、それによって生産コストの低減が起き、コスト能面では完全に中国に牛耳られてしまうだろう。
アメリカは2足歩行ロボット先進国ではあるが、そのアメリカでさえ総体的な開発力では中国に遅れを取る可能性がある。
AGI搭載の2足歩行ロボットは、それこそ世界のマンパワーを一新する革新的中核技術であるから
世界はマンパワー中国に牛耳られてしまう事も大いにありうる。
俯瞰して考えれば、現在は民主主義国家と専制的な単一国家との思いがけない競争の場面に立っているのかも知れない。

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