私の夢は全て置いてきたの

高知県立牧野植物園です。

現在放送中のNHK朝ドラ「らんまん」の主人公・槙野万太郎のモデルとなった植物学者、牧野富太郎氏の業績を称える植物園です。

私は植物関連の施設は前から好きで、世羅町の農場などにも季節の花を見にたびたび行くので、ずっと以前から牧野先生のことは気になっていました。
「雑草という名の草はない」という有名な言葉を残し、私の、去年から現在に至る実家雑草刈りの励みになっています。

しかし朝ドラになると知った時は、なんかややこしい心境になりました。
植物学者としては素晴らしい人だけど、変態と呼ばれるほど研究に夢中になり、そのせいでいつも貧乏なのに10人以上も子供を作り、支える奥様がものすごい苦労をした…という破天荒な人なのに、あんな爽やかなイケメンが演じても大丈夫か？
また、破天荒すぎる部分はドラマで再現できるのか？
などなどの私の勝手な心配をよそに、ドラマは好調のようですね。

施設のシンボルフラワーは、牧野先生とお母さんの思い出の花・バイカオウレン。
そのお母さん役の女優さんは現在、不倫騒動で活動自粛なさっております…なかなかうまく行きませんね。

植物園は五台山公園の中ほどにあるので、高知市街が見渡せます。
春には桜がたくさん咲くとか。
その頃に来てみたいですね。