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「愛なのに」レビュー☆

2022年08月21日 23:20

「愛なのに」レビュー☆

瀬戸康史主演他。真っ直ぐで厄介で、否定できないこの想い。古本屋の店主・多田(瀬戸康史)は、昔のバイト仲間、一花(さとうほなみ)のことが忘れられない。その古本屋には、女子高生・岬(河合優実)が通い、多田に一途に求婚してくる。一方、亮介(中島歩)と婚約中の一花。結婚式の準備に追われる彼女は、亮介とウェディングプランナーの美樹(向里祐香)が男女の関係になっていることを知らずにいて・・・。女子高生求婚、憧れの女性結婚―。古本屋店主・多田浩司の受難と真っ直ぐで厄介な愛情の日々。

5/10点!!好かれてるって残酷になれるんだな。でもならないことだって出来る。自分次第だけど、残酷にならないようにセーブするのは難しい。人間には色んな欲があって、愛には色々な欲が絡みついてるから。今泉監督ってちょっと残念な感じの女性が好きですよね(爆)結構、大惨事な話を描いているのに、小さな物語風にまとめているのが面白いです。「下手」って言われて、怒らないで「下手かなぁ?どうしたらいいかな?」と聞ける男性は愚かで可愛いと思う。結婚ってなんですべてが合格点に到達していないと壊れちゃうみたいに思われてるだろう?確かに不満点があれば壊れやすいのだけど、人間の自分ではない異性に対する欲は果てしなく、その隙を突かれるタイミングは果てしなく山積みだからだろうか。あと、「気持ち悪いです」なんて初対面で言ってくる人の方が気持ち悪いよと思ってしまった。なんてことを考えてしまう作品でした。2022年公開。

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