無題ー客観視　(再更新)

今日はあるフレンドさんのログを拝見して
半分覚悟してこのログを書こうと思っています。
えっと、内容は「鬱」と「ニート」について。


最初に暴露しておくが、私は「鬱」に悩まされた事があるし、
今も行けるもんなら引きこもりだって
カウンセリングだって行きたいときもある。
ちなみに「欝」は直るとか直らないとかそういう問題じゃない。
「鬱」になる心は誰にだって持っていて
寂しい、苛立つ、苦しい、逃げたい
そんなどうしようもない気持ちが集りすぎて
ヒートアップして動けなくなってしまう。
苦しい姿を見せたくない、だけど見せないと分かってくれない
でも動けない。
そしてささやかながらの叫びが最終的に引きこもりだ。

私の経験から、「鬱」になると
まず、一番最初に出てくる症状として
他人との間にガラスがあり、声はその向こう側の
雑音の一部にしか聞こえなくなる。
分かりやすく言うと、田舎モノが都会に着て
自分だけが浮いているって感覚・・・かな。
第二段階はどうしようもないイライラと圧迫感。
なにに苦しんでるかも分からないけど、
なんかイライラして胸を圧迫するような
喉になんか詰まっているような痛みに襲われる。
「鬱」の怖いことは原因が分からなくなっていく
どうでもよくなっていくのが一番怖いところで、
これが原因で辞めたくなった。何もしたくなくなった。
本人が原因を分かっていて自分の責任とか、他人のせいだといえる
うちはまだ、相談できる人が居れば爆発して宣言すればいいし、
頭の中をリセットするために気分転換で何が何でも
外に出るのもいいだろう。
まだ余裕があるなら。
けど、「鬱」の場合は根本的考え方がまったく違う。
原因が何であれ、結局は自分自身が悪い、自分なんか役に立たない。
自分なんかいなくなればいいんだ。
色んな今までの柵は思い出したくないから
頭の中で消そうとして苦しみだけが残り、
たまにフラッシュバックのように入り乱れて
現実にあったことに少し細工して目の前に現れ混乱する。

ちっと頭ん中整理するんで今日はこの辺で。

ただまだ途中だけど、これを読んでもしかしたら
私という人間の見方が変わると思うけど、でも
周囲の人を見回して欲しい。
笑っていても、その人だけの苦しみは絶対ある。
「鬱」を哀れな目で見ないで欲しい。
人は人の鏡・・・

第三段階は頭の中が真っ白、いや真っ暗になります。
脳が死んでる。って表現したくなります。
何をするにも無気力になり、動く事も面倒くさくなります。
聞くものすべてが雑音。取り残されます。
考える事をしなくなり、耳鳴りがする場合もあります。
時が過ぎるのをとにかく待つようになります。
そして、突然涙が無性に流れ
言いようの無いしがらみにのた打ち回ります。
けど原因は分かりません。
あとはリストカット、泣く理由を作るため
だったと思います。
真っ暗よりマシでしたから。
荒れてるほうが居る感覚がありますから。辛くても。

あと真っ暗状態が続くと言葉がなかなか出てこなくなり
しゃべることを拒み始めます。
悪化すると音に似た声をだし、もういいやと声を出す事も辞めます。
何もかも止めます。放心状態に近いんではないでしょうか。

第四段階あとは・・・
ちなみに、リストカットは
「あんまりやると傷が残っちゃうから気をつけな」
と、言うぐらいやめさせはしないでください。
リストカットをしている間はまだ自殺はしません。
血を見ることで痛みを感じる事で生きてるという
感覚を感じられるのです。

「鬱」を感じられてる方と周囲の支える方へ
決して焦らせないでくださいけど、
一人には決してしないでください。
家族が居るならリビングに居させてあげてください。
何も言わず、ただそこに居られる場所があることを
教えて上げてください。
支える方もお辛いでしょう。イライラするでしょう。
見ているのも嫌になるでしょう。
けど居させてあげてください。
孤立する事が一番危険なのです。
一人部屋にPCはありませんか？
自分の思い通りに動く世界は
ときに無気力無感情と耳鳴り、無口、時間の錯覚を引き起こします。
絶対に向かわせないように気をつけてください。
世界はPCの中だけだと錯覚します。
初期段階で気づいてあげてください。