- 名前
- 松田文学男爵
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 僕はアンドロイドなんだ。 アンドロイドだって夢は見る。 でも、それはキミたちのように...
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眠れない夜に
2021年07月10日 23:19
すっげー昔のガチ話な。
俺の実家はA県H市なんだけど、殺人事件があったんだ。
生まれる前だったんで人から聞いた話。
場所は映画館の近くにあるアパートの2階、犯人は小学生、金欲しさの犯行。
家主が外出した後忍びこみ、丁度帰宅したところで見つかったため台所の包丁で刺殺。
かなり酷い殺され方で当時は話題になったらしい
――それから数年後。
事件の記憶も薄れそこのアパートを不良高校生が借りていたんだ。
田舎の港町で気性の荒い連中が多い地域の不良達だから喧嘩、窃盗、シンナーは当たり前のような連中。
ある晩も集まって騒いでいた。
しかし、いつも以上に急に騒ぎ始めたので隣の住人が「シンナーでも吸ってんのか?」と思い、怒鳴りこんだらしい。
そして、隣の住人がドアを開け一歩踏み込んだ瞬間。
目にしたのは部屋の中で踊り狂う血まみれの女と、窓から飛び出していく不良の姿。
不良は大声をあげて逃げて行き、隣の住人は腰が抜けて動けなかったそうだが気が付いたそうだ。
その血まみれで踊り狂っているのはその部屋で数年前に殺された女性…。
その後、逃げ出した不良の一人が警察に連絡し大騒ぎになり新聞にも載ったそうだ。
ここまでは以前バイトしたときに聞いた話なんだが、俺に聞かせてくれた先輩がその時の不良の一人で詳細に話してくれた。
その晩、よく集まる仲間で麻雀を打っていたそうだ、絶対にシンナーは吸っていないし幻でもないと断言していた。
ちょっと盛り上がってきた深夜に、一人が急に「うあっ」と大声を上げ、周りの連中は「うるせーwww」「なんだよww急にwww」と囃し立てたが、大声を上げた男は真っ青な顔をしながら窓を指差し「幽霊だっ!!」と叫び、壁際に這いずりながら下がっていった。
それを見た他の連中も、半分つられて何気に窓を見ると、空中で女が踊っているのを目にしたそうだ。
「なんだあれ」「うあああああ」などと叫び大騒ぎになった瞬間、女が飛んで窓にへばりついてきたそうだ。
こうなるともうパニック以外形容しようがない状態で大騒ぎしていると、隣の住人が怒鳴りこんできた。
その瞬間、窓にへばりついていたはずの女は消え、玄関から入って来て部屋の中で踊り狂い、先輩と不良たちは窓から飛び降りて逃げたが、どこの道を走ったのかその後の記憶はないらしい。
気付いたら明け方近くで警察に事情聴取を受けていたそうだ。
何故この話を聞くことができたかと言うと、3~4年前に起きた一家殺して自殺という事件の犯人が、昔事件を起こした小学生で、報道を聞いて急に思い出したらしい。
俺に話してくれている時も、普段は血色の良い顔が青白くなって語っていたのが印象的だった。
探せば新聞記事とか出てくるかもしれん。
昭和50年12月21日午後1時27分、青森県八戸市小中野町新堀の角アパート1階で会社員の女性(29)が玄関先で血まみれになって助けを求めているのを隣の女性(64)が見つけた。
女性は20ヶ所を刃物で刺されており出血多量で死亡した。
後ろからふいに刺されて滅多刺しにされたらしい。
部屋から血のついた菜切り包丁が見つかり、それを少年が捨てて逃げていくのを近所の人が目撃しており、小学5年の男子生徒(11)が12月22日午前11時40分、アパート2階のおばの家に戻ったところを保護された。
男子生徒は妹と2人でおばの家を訪問しており、トイレへ行くと1階へ降りた後、悲鳴が聞こえたという。
男子生徒の家は5人家族で、漁船を持ち金持ちだった。男子生徒は昭和48年秋にも近所の家へ行きマッチ遊びをして3棟を全焼させており、女性方へは盗みに入ったらしい。
この小学生が成長して・・・・
↓ ↓ ↓
【社会】青森・八戸の母子4人他殺体、父は職質中に自殺[07/06/28]
青森県八戸市上組町のアパート1階の会社員沢田秀人さん(43)方で、
妻と長男、二男、三男が死んでいるのを、訪ねてきた親族が見つけた。
秀人さんは行方がわからなくなっていたが県道わきに停車していた乗用車内にいるところを
岩手県警の捜査員に発見され職務質問を受けた直後、車を後進させて捜査車両に衝突させ、
さらに自分の首を刃物で切り、窓を壊そうとした捜査員を振りきって
車ごと約10メートルのがけ下に転落。
間もなく死亡が確認された
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