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趣味は読書、カバー

2020年06月25日 05:30

文庫本を買い始めた中学の頃、様々な書店で買った本に、必ず書店のカバーがかけられていて、ずっとそのままにしていたが、ある時友人から、「これだとどこに何の本があるか分からない」と言われて、その通りだと思い、深く考えずに、全てのカバーを捨ててしまった。
背表紙が見えるようになり、どこに何の本があるかは、一目瞭然になったが、カバーがない分本の劣化は進んだ。
そして、カバーがあれば、いつどこの書店で購入したかを、自分で思い出すヒントになったのに、全て捨ててしまい、後悔した。
それらの本も、事情があって、全て失われたが、今新たに購入している本には、全てカバーがかけられているし、書店でカバーを掛けるか問われれば必ず掛けてほしいと答えている。
ブックオフ」で買った場合、カバーが無いので、数冊ある古本のカバー用に、A4判のコピー用紙を買って来た。
本を単なる文書データと考え、内容さえ分かれば良いと考える人も増えているかもしれないが、僕は物体としての本が好きである。
芥川や漱石などは、各社の文庫で出ている。
作品の内容は一緒なのだから、どこのを選んでも同じとも言えるが、装丁、解説、活字の組み方、紙質、単なる書店への偏愛など様々な要素でどの本を選ぶか決めている。
極端に言えば、各社全部揃えてしまえば、一番満足かもしれない。
生涯で一番夢中になったのは、角川文庫横溝正史ブーム。
その影響で、暫くは、その他の本も同じ作品であれば、角川文庫で読んでいた。
今は、各社吟味している。
自分で掛けた、殺風景なA4判のカバーの古本には、テプラでも買って、書名のラベルを背中に貼ろうかと考えている。
下手な自作の絵を描いてみるのも、良いかもしれない。
他人には見せられないが。

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