趣味は読書、ハッピーバースデートゥーミー

本当は、昨日日記を書く筈だったが、日付が変わってしまった。
今日は僕の誕生日。
58歳になった。
57歳のうちに、日記を書こうと思ったのに、他のことをしていて、すっかりログが書けなかった。
僕の父は、47歳で、母は59歳で亡くなっている。
自分で感じている心と体の調子は別として、運命的、遺伝的に、長生きは出来ないだろうと、常に心の片隅に覚悟や不安はあった。
未来のことは、ほんの一分先でも、何が起きるか分からないが、この調子だと、不測の事態が起きなければ、両親よりは長生き出来そうである。
前世も来世も、地獄も極楽も、生きている間には体験出来ない。
思想として、それらが存在するだろうと考えながら生きているが、死んだら何もないかもしれない。
つまり、死んだらそこで僕の人生は終わりで、転生もなければ、死後の世界もないかもしれない。
最近、時代との乖離が始まっていて、僕は流行りの小説にはとても疎くなっている。
新しい人気作家を読むよりは、馴染みの作家の作品をもっと読みたい。
或いは、いわゆる名作と言われているもので、興味のあるものを、先に読み終わりたい。
ジョイスの「ユリシーズ」、プルーストの「失われた時を求めて」埴谷雄高の「死霊」。
もちろん、まだまだ沢山ある。