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趣味は読書、書店へ

2020年06月11日 22:12

今日は天気予報で、関東梅雨入りすると言っていた。
しかし、朝から晴れて気温が上がった。
今日は休日で、どこか大きな書店へ行こうと思い、東京駅の近くの八重洲ブックセンターに行くことにして、大手町まで行った。
スマホで検索すると、丸の内口の近くに大きな丸善があるようなので、先にそちらに行ってみる。
三階が文庫本の売り場になっていた。
いくつか目当てにしている本があったのだが、どれも置いていなかった。
岩波文庫の一括重版が出ていて、その中に「アンデルセン自伝」があったので、購入。
駅構内を歩いて八重洲口に行ったら、雨が降っていた。
八重洲ブックセンターの文庫コーナーは、丸善よりも大きい。
コロナの影響だろうか、前は文庫売場にレジがあったのだが、どの階で本を選んでも、一階で会計する方法に変わったようだ。
丸善と同じように、目当ての本を探したが、無かった。 
暫くウロウロして、殊能将之ハサミ男」、立花隆青春漂流」、山本有三「心に太陽を持て」、大江健三郎「われらの狂気を生き延びる道を教えよ」の四冊を購入。
殊能将之以外は、前に持っていた本である。
「われらの~」は若い頃読もうと思って買って、最初の数頁で挫折した作品である。
大江健三郎では、「ピンチランナー調書」も同じように、読み終わらずに手離した。
青春漂流」と「心に太陽を持て」は僕が時折読み返したいいくつかのエピソードが入った本。 
数年前吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」がコミック版との相乗効果で売れたことがあったが、僕はどうも「君たちは~」は説教臭がして、好きになれない。
二軒の大型書店ハシゴして、地元に帰って、更に書店に寄った。 
大江健三郎の「死者の奢り・飼育」を買いなおそうと思ったのだが、置いてある本の状態があまり良くなかったので買わなかった。
どちらの大型書店でも、置いてなかったのだ。
僕の、年齢から言っても、もう夢中になるのは、大江健三郎で最後になるだろう。

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