舞い降りし天使たち

時間が出来たので、みんなで服の仕分けをしました


チャリティーに出すものとして取っておいたので

ほとんどがまだまだ着られるものばかり


アリス「ママ、これ・・・」

と、取り出したのは

アンが5～6歳のころに着ていた服


おお～、懐かしい


アン「これはね、ママが昔買ってくれたやつよ。あなたにピッタリじゃない？
良かったら着てみる？」


アリス「・・・いいの？」


アン「もちろん！きっと似合うから」


10分後～


アン「ママ！リリー！！見て見て！！すっごく似合ってるの！」


そう言って出てきたアリスは、非常にうれしそう＆照れくさそう


アリス「ママ、これ欲しい」

私「アンのだから、アンにお願いしてごらんなさい。きっとあなたに譲ってくれるから」

アリス「・・・アン、この服私が貰ってもいい？」

アン「もちろん！もうあなたの服よ。大切に着てね」

アリス「ありがとう、大切に着る」

（※こちらでは滅多に姉妹で服のおさがりを着るという文化が薄いので、非常に珍しい）


アリス「ママ、私の髪、あれしたいの。ロールロール（クルクルをroll rollとアリスが表現した）したいの」

私「いいよ～、じゃあここに座って」
（アリスは最近、私がクルクルと縦巻きしてあげた髪型を気に入って、毎度要求してきます）


30分後～

私「はい、できました～」

リリー「これ、この帽子も可愛くない？ちょっとアリス被ってみて」

そう言われ、いつの間にか3人でアリスを全身コーデ


アン「靴はこれ」

リリー「そう、髪はここから出す感じで」

私「いいね～、とっても可愛い」



で、完成しました


アリス5歳～春風になびく可憐さ、花の香りを寄せて～（※テーマです）



上から下まで完成した自分に、アリスは大満足


アリス「おじいちゃんに見せてくる！」

と、執務室へダッシュ


5秒後に引き返し


アリス「ママ、みんなで行こう。ダメ？」

と、一人だと心細いのか

私たちに出動要請


おじいちゃんにお披露目すると

おじいちゃん「アリス！とても素敵だよ、お姫様のようだね。とても笑顔が似合う、いい装いだ」

と褒めてもらい、更に大満足

その後は家じゅうをめぐり

シェフにガードにメイドにと

「アリスお嬢様、今日は一段と素敵でございます」

と褒めてもらって、超絶大満足
（内気なアリスが、自分からみんなにお披露目に行くのは快挙）


とっても満足したようで

アリス「アン、服をありがとう。これあげる」

と、大事に大事に少しずつ食べていたミルキーの飴（日本で食べて以来、超お気に入りになったので
こちらのスーパーでわざわざ取り寄せてます）をおすそ分け

アリス「リリー、帽子ありがとう。これあげる」

と、長女にも同じく飴ちゃん攻撃



ま、どんな服を着てても

うちの子たちは3人とも世界一可愛いですけどね
（ひいき目なし、当社比）

そんなアリスは、寝る前に

アリス「ママ、私してあげる」と

肩たたきをしてくれました

全然効いてないけど（肉体的に）、非常に効きました（心のサプリに）



今日も幸せに満ち溢れてます