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趣味は読書、教科書の中の作品(3)

2019年12月02日 04:11

小学校国語教科書に載っていたヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」を、再読したくてずっと探していた時期があった。
新潮文庫ヘッセの作品集には、収録されておらず、ずっと見つからなかったが、ちくま文庫文学の森シリーズと、中公文庫教科書短編という本の中に収録されていた。
まだ、手に入れていないが、先日拾い読みして、懐かしかった。
友情と利己心、嫉妬、羨望、嘘と盗み、破壊、そして罪悪感葛藤
様々なものが、この短い作品の中に、含まれている。
盗んで手に入れたあれほど美しいクジャクヤママユの標本は、手の中でくしゃくしゃに潰れてしまう。
それと同時に、友情も潰れてしまう。
小学生だった僕も、身につまされた記憶がある。
似たような感覚で、西岸良平の「三丁目の夕日」の中に、老夫婦の営む熱帯魚店から、熱帯魚万引きして、その罪悪感から、熱帯魚を飼う趣味を出来なくなってしまうという話があった。
後ろめたさとか、罪悪感を感じることは、ある意味、人として持っていなければならない感覚だと思う。

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