孝行

私「はい、2月のお給料」
※会話は英語です

アンドリュー「・・・ありがとう」


はい、先日はアンドリューの人生初のお給料日でした




アンドリュー「真面目に働いてお金を貰ったの、初めてだ」


そうかそうか、腐らずに頑張れ


銀行口座も持ってないので、手渡しとなりましたが


勤務日が少ない中でも、毎日私に文句と鉄拳制裁されながら頑張ったので


少々色をつけてあげました





アンドリュー「あのさミセス、お願いがあるんだ」


私「何？足りないって意見は受け付けないからね」


アンドリュー「そんなことないよ、何も出来ないのにすごい貰えたって感謝してる。
ママを食事に連れて行ってあげたいんだ」



おっ



親孝行じゃんか～いいじゃんか～


アンドリュー「真面目に働いたって、ママに見せてあげたいんだ」


いいね～いいね～、そういう気持ちは大事だね


アンドリュー「レストランって、どこがいいんだ？」


私「まず私に敬意を払いなさい。私はあんたの雇用主！！」


アンドリュー「そうだった、申し訳ございませんミセス。あ～・・・母を、レストランに・・・招待したいんです」


私「よくできました！じゃあ、とっておきのレストランを紹介してあげる」


そう告げて、車を走らせ10分くらい



私「ここ、ここなら美味しい食事が期待できるよ」


アンドリュー「そうなの？じゃあ・・・」


私「私あんたの雇用主！」


アンドリュー「ごめんなさい。えっと・・・舌が肥えてます、ミセス」




その表現は私をバカにしてんのか？



ま、しょうがない




ここは私が開拓したレストランで


外観が趣きあったので、気になって入店し


そのまま行きつけになった、美味しいお料理が食べられるレストランなんですよ


おじいちゃんを連れてきたときも、大絶賛してましたからね



無事、予約もとってママにも電話して



アンドリュー「明日はレストランに行くから、早く帰っていいですか？」
※いつもは19時くらいまで拘束しちゃうので

いいよいいよ、親孝行してきなさいよ


少しだけ、成長したアンドリューなのでした