- 名前
- けーでぃー
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- 年齢
- 49歳
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- 奈良
- 自己紹介
- 「元」がつきますが一応プロの小説家。現在、 カムバック目指して修行中です。 そんな私...
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自転車で思う、健康の有難さ。
2019年03月02日 21:12
前回のエピソードの続きです。
といっても、日にちはだいぶ空いてるんですけどね。
でも、同じ自転車です。
前回と同じように。
天気がいいからと、ちょいと自転車で遠出をしていた時のこと。
Aのお店からBのお店に行くのに、いつもと違うルートを
通ろうとしたんです。
何がどうあれ。
大体の方角は判ってるから、行ったことのないエリアでも、
迷うことはないだろう。とにかく「あっちの方角」へ
行けばいいのだからと。自転車をこぎました。しゃこしゃこと。
…………迷いました。
現在地を完全に見失い、どちらの方角へ向かえばいいのかも
全く判らなくなってしまいました。
なにしろ。
ウチぁ田舎です。ぐるりと田んぼ、点々と民家、現在地を教えてくれる
ような標識など皆無、というエリアが珍しくありません。
そんな中で、迷ってしまったのです。
しかも!
そんな真っ最中に、自転車の後輪がパンクしました!
音が、しゃこしゃこ、ではなく、がたごとんがたごとん、に変化!
ペダル重いわお尻痛いわ、このがたごとん毎にタイヤが
どんどん傷んでいくんだ、という思いがツラいわで……
そんな。
もぉ泣きたくなるような時間を、どれほど過ごしたのか。
私の目の前に、線路が見えたのです。
どうあれ。
自宅から自転車をこいで到達できる範囲内に自分はいるはず。
30キロも40キロも離れてはいないはず。ならば、
その範囲内で「駅」につけば、きっと大丈夫!
こうして。
線路沿いに走って走って、着いた駅は馴染みのない駅
(各停しか止まらない駅で、私は降りたことがない)でしたが、
それでも景色は見覚えのあるものになりました。
で。
思い出したのです。
「……確か……そう、あの角を曲がったとこに……」
それは、中学生ぐらいの時の記憶(30年前!)でした。
今も「それ」が残っているかはかなり怪しかったですが、
行ってみると…………ありました! 自転車屋がっっっっ!
かくして。
パンク修理をしてもらって、めでたく、がたごとんは解消。
しゃこしゃこに復帰したのです。
その時の、軽快にペダルをこぐ爽快感といったらもう。
あぁ……
パンクしていない自転車をこぐというのは、
かくも心地よいものであったのか、と。感動しましたよ。
んで。
これは、自転車に限らず、人体そのもの、健康についても
同じことが言えますよね。2018/12/22の「やっと、ぽろっと」の時も、
私ぁ、何の苦労もなくご飯をもぐもぐできることに、感激したものです。
失ってみて初めてわかる、当たり前にあるもののありがたみ。
道に迷うというタイミングで襲われたパンクにより、
そのことを強く実感させられたのでありました。
☆☆んでも☆☆
がたごとんとはいえ、一応こぐことはできましたからね。
前回のアレだと、全くこげません。
もし今回のタイミングで、前回のアレが起こってたらと思うと、
心底ゾッとします。
やはり前回のは、不幸中の大幸いであったのですよ。ええ。
☆☆しかしまー☆☆
スマホがあれば、こういう「道に迷う」ということ自体、
全くないんでしたっけ? GPSだか何だかで。
それはそれでもちろん便利ですけど、今回のこれは
「不便ゆえのドラマ・感動」と申しましょうか、その。
まあ、人生の一幕です。
このデジログへのコメント
自転車がパンクしたら、途方にくれます
よねぇ。。
自転車さんで、タイヤの空気はマメに
入れないと、パンクしやすくなるよって
言われました(汗)(*_*)
> はぎんちょさん
サビだらけで、カゴには穴が空き、
ペダルを強く踏むと割れそうな、ちょっと軋んだ音がして。
そんな、歴戦の勇士たる我が愛車。
苦労かけてますけど、まだまだ乗り続けていきたいです。
病気になって初めてわかる気持ち。
体験してわかるものを僅かでも
生かせたらな~と思ってます☆
> 木綿子さん
今後の人生の、良い糧となるでしょう。
辛いことや苦しいこと、あるいは逆に楽しいことや嬉しいことだって、
「その後に活かせるか」は本人次第。前向きに捉えて、前を向いて生きましょうぞ。
お疲れさまでした。
でも自転車屋さんがあってよかったですね。
30年以上経営して下さってたんですね。
> 真魚さん
おひさです~。
流石に店主さんの顔までは覚えてませんから。もしかしたら一度潰れて、
同業種の別のお店がそこに来た、なんて可能性もありますけどね。
でも、続いてたと思いたいですな。
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