- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 毎日元気に働いてます ゆっくりだけど、はっきり喋ります^^ 嫌がらせを受けていたの...
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生きるための基礎知識
2018年08月29日 16:04
私の朝は早い。
洗濯物や朝食の準備、お弁当作りなどなど
日本にいたときと、やることはほぼかわらない。
娘は毎日、お弁当を持参していく。
学食を利用したらと促しても、お弁当がいいと言ってきかない。
私も自分のお弁当を作り、職場へ持参する。
朝の喧騒を少し避けた時間に、私はパン屋に立ち寄る。
アジア人の私を見て、店員さんからの洗礼を目の当たりにする。
最初は「無視」
2度目は「無愛想」
3度目は「メニューを間違えてくる嫌がらせ」だ。
初めて訪れるお店で、アジア人を含む「よそ者」への扱いは
以前より厳しい気がする。
でも、私はへこたれないし
そんなことで怨み辛みを嘆いたりもしない。
笑顔・愛嬌・親切
これだけは、絶対に譲れない。
パン屋の若い店員さんは、4度目で私に「どこから来たの?」と尋ねた。
5度目で仕事を尋ね、6度目でどこに住んでるかを聞いてきた。
7度目でやっと彼からの笑顔が溢れ
8度目以降は、くだらない世間話や冗談の言い合い
くだけた話をするようになった。
人々は不安なのかもしれないし
誰かのせいにしたい出来事が多々あるのかもしれない。
雇用を奪われた、とか
街の治安を乱した、とか。
それを言い出したらキリがない。
私はこの国で何か仕出かしてやろうと思ったことはないし
移民の大多数は、私と同じだと思う。
フラワーショップの女性は、私に萎れた花を売りつけたり
バスのドライバーは、私に立って乗れと言って来たりもした。
それに対して「No!」とつきつけたってしょうがない。
私は笑顔を絶やさず、かつ相手の言いなりにならず
何度も根気良く相手との関係を築こうとする。
相手も私も、同じ人間である。
言葉が通じなくても、優しさはある。
諦めなければ、お互いに歩み寄れる。
何も、私は人間関係に恵まれているわけではなく
よそ様と同じように、自分で築いてるだけなのである。
言葉が上達しなくても、誠実さは伝わる。
もし、これから外国で暮らそうと考えてる人は
どうか諦めないことを、ずっと心に置いておいて欲しい。
このデジログへのコメント
まれにクズがいるからなー!
何度かの拒絶を受けながらポリシーを貫くのはなかなか出来ないこと。
最高に小気味いいというか、男前(女前のほうがいいのかな…)でかっこいいです。
偏見や差別、なくならないですね。。。
それに対し、対抗するのではなく、寛容を示せるのは、すばらしいことです。
器の大きいイチゴさんは、カッコ良く、魅力的ですね!
( -`ω-)b
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