- 名前
- 松田文学男爵
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 僕はアンドロイドなんだ。 アンドロイドだって夢は見る。 でも、それはキミたちのように...
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【お題日記】夏になると思い出すこと
2018年08月06日 09:18
箱根にゼミ合宿に行って事故ったこと( ̄▽ ̄)
思えば変な合宿だったな。
ゼミの先生の他にたまたまカント学会のために東京に来ていた鹿児島短大の先生も一緒に連れて行った。
で、合宿最中にゼミの先生の奥さんが病気であるという連絡が入った。合宿行く前に検査していて、その結果がわかったのだがよい結果ではなかったということ、
このとき「ガンですね」と身もふたもないツッコミをしたAくんは今は某大手新聞社にいる。
先生が途中で帰宅した後、芦ノ湖の周りを車二台で走っているときに事故は起きた。
運転していたのは車の持ち主のY。カーブを曲がりきれず芦ノ湖めがけて林の中に突っ込んだのだが、木に正面衝突しては車は止まった。
自分は後部座席にいてぶつかる瞬間をよく見ていたのだが、助手席の木村が正面ガラスに頭から突っ込みところをシートベルトを着用していたおかげでギリギリで引き戻されていた。あれを見てシートベルトの必要性が身にしみてわかったものだ。
車は廃車になるくらいの衝突だったが、幸い怪我人も出なかった。
夜、宿で夕食の時に木村が食欲がない、と言い出した。Yは顔面蒼白。もしかしたら内臓がやられているのでは?とか頭の中が修羅場だったようだ。
木村は食欲がない、具合が悪いとか言いながらおかわりしてキレイに平らげ、ぐっすりと眠った。
あれ以降、Yは木村を嫌うようになる。
しかし、鹿児島の先生もまさか事故処理要員になるとは思わなかっただろう。
今ではよい思い出になっているだろうか。
このときは若手だった先生もこの前ネットで見たらすでに定年退職なさっていた。
なんとか一度鹿児島に行ってお会いしたいものだ。
そしてあのとき事故ったYは2年前に亡くなったことを伝えたい。
木村は行方不明だ。
卒業後、すぐに同級生と結婚して、結婚式のときに上司から
木村くんはレクリエーションなどで頑張っています
という褒めているのかなんだかよくわからない挨拶をされていたが、いまどうしているのだろうか。
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