青春、朱夏、白秋、玄冬と申しまして。

暑いです。
毎度おなじみの筋トレ、ジョギング、拳法の修行などを
やってる時、汗をどんどんかくようになってきました。

汗をかく、というのは。
まず水分が、それと同時にミネラルやら何やらが、
体の中から外へ流出するということ。

だから。
そういう時は、水分だけでなく塩分も摂るのが理想的なわけです。
水だけでは済まない、生命活動に大切なものが失われているから。

つまり。
汗を多くかくというのは、水分を失ってノドが渇くだけでなく、
｢体力｣そのものを削られているも同然。

加えて。
汗の滴を体の中から外へと押し出す行為も、体の機能を使ってます。
つまり、手足を動かすのと同じこと。余計に運動しているのです。

そんなこんなの理由で。
汗を多くかく、暑い時期のトレーニングは、
汗をあまりかかない、寒い時期と比べて、しっかりシンドイ。
スクワットの回数を、走る距離を、増やしているようなものであり……


なーんて。
汗について、こんなことをぐだぐだ考えるようになったのは、
つい最近、ごく近年のことです。汗をかいてる時のトレーニングが、
シンドくなってきたから。

若い頃は。
｢いや～、今日も汗をたっぷりかいた！　清々しい！｣
｢この汗の量は、筋肉をしっかり鍛えた証拠！　明日も頑張るぞ！｣
ってな風にしか、思ってませんでしたよ。今と違って。

歳ぃとったもんです。とほほ。
トレーニングの内容を見直し、一日あたりの量を減らすのはもちろん、
若い頃は全くなかった「定休日」が、必須になってしまってます……

しかぁし！
そこはそれ、寝たきり高齢者の便べっちゃりオムツを替えたことも、
夜間に施設内を徘徊して暴れる認知症患者の対応をしたこともある、
この私ですよ。

知識としても、実体験としても、知ってます。
８０歳には８０歳の、９０歳には９０歳の、
マヒがある人にはマヒがある人の、
適切なトレーニングメニューというものが、必ずあります。

適切なメニューでさえあれば、
やらないよりもやったほうが、絶対に良いのです。
必ず効果はあるのです。

健康に、長寿に、そして美容に。

３０代や４０代程度の若いミソラで、
弱音を吐いてちゃあいけません。

世の中には。
６０代でボディビルの大会に出る人も、
８０代でジョギングに励んでいる人も、
１００歳で元気にゴルフやってる人も、いるんですから。


ふと、自分を見つめて。
青い初々しい春も、真っ赤な灼熱の夏も、
もう過ぎてしまったな……と思うなら。

今はつまり、実りの秋。
今こそが、心身ともに、豊穣の時期。

なのでなので。
今、これをご覧になられている、麗しの姫様方。
この私めも、なんだかんだで頑張っておりますゆえ。
体を動かして、汗をかいて、強く美しい体を作りましょうぞ！


ちなみに。
トレーニングの内容見直し、減らしてる……ちゅってもですね。

私が、指立て伏せという種目を始めたのは、
２０代の末期ぐらいです。もちろん、まずは五本指から始めました。

それから徐々に指の本数を減らし、運動の回数は増やしていきました。
しかしやがて、加齢による体力ダウンを迎えてしまって。

今ではピーク時よりも明らかに、こなせる回数が少なくなっています。

が、それでも。
まだ、親指だけで３０回、あるいは親指ぬきで３０回、できます。
アゴを地面につける→腕を伸ばしきる、を一気に３０回。
これは、指立て伏せ未経験の、ハタチの私には絶対に不可能です。

両ひざ曲げ状態の腹筋運動２００回を平然と毎日やっていた、
ハタチの私にできないことが、今の私にできるのです。

そういう部分もあったりする、４３歳なりに鍛えてる私です。えへん。


……とか、言ってると。
「ん？　もしかして私、まだまだギラギラの夏真っ盛り？」
……とも、思えてきたりして。

ここまでの「秋」語りは、なんだったんだというオチに。

ふはははは！
えぇい、体力や容姿がどうなろうと、気持ちだけぁ生涯青春じゃあ～！


ってなわけで。
もしも貴女が、こんな私と実際に会って、
お茶でもしようと考えて下さるなら。

その日、待ち合わせ場所へ行く時には。
心の中に、セーラー服を着てくること、お忘れなきよう。
もちろん私も、学ランを着て参りますゆえ。


☆☆最近のお気に入り☆☆

髪は真っ白、手足は枯れ木、になろうとも。
それでも、ず～っと、こういうノリで生きていきたい。と思っています。
https://www.youtube.com/watch?v=vyzhdbGjMX4