ヒーロー

最近、教育ママと揶揄されております。


ですが、私自身は教育ママなんぞになったつもりは、ございません。


教育というものは、とても大事です。

勉強もそう、人間関係の育成もそう、人を敬う心もそう


どれもこれも、大切です。


どれかに秀でてればいいわけでもないし、どれかが欠けても困るもの


勉強が出来るけど、友達関係を築けない、とか


お友達は沢山いるけど、年長者を敬えなくて嫌われる、とか


どれもこれも、わが娘にはビシっとしてほしいところ



我侭を言ってしまえば、娘が他の人から「どうやってお友達をつくるの？」と教示を願われる存在であってほしいもの


幸い、人間関係の構築や年長者への敬老心はバッチリなので
（むしろ、人たらしと呼べるほど秀でてると母として感じてます）


ならば勉強の面も、欲張ってしまえ！！というだけなのです。


娘に「勉強したくない」という気持ちがあるなら、「好きにしなさい」の一言の解釈次第で変わってしまいますが

娘自身が「勉強したい」と言ってるわけですから、「好きにしなさい」の一言を贈っただけなのです。




何でもかんでも、幼い子に決めさせるのはどうか？という意見もございますよ。

それは、その人の考えであって

我が家は「自分のことは自分で決め、五体満足な自分の足で歩く」ですから


学ぶを決めるも、娘自身

誰を愛するも、娘自身

将来は何になるを考えるも、娘自身なのです。



ハラハラすることだって、いっぱいありますよ

手助けしてあげたいときも、たくさん見てきましたよ


ですが、私はいつまでも生きていられるわけじゃなし

早く物事が進んでしまえば、あと10年後には娘は結婚してるかもしれないのです

そんな時になっても、「ママがいないと何も出来ない」なんて、笑いものですよ


幸か娘はあらゆる面で人様より秀でてる能力があるので

それを自分の力で、伸ばしたり広げたりするよう促してるだけです。


「教育」はとても大事なもの

ですが、もっと大切なのは「生きるための力」だと思ってます

そして、「人に手を差し伸べる」存在になるためには

「人並みならぬ努力」と、それを裏づけする「豊富な経験や知識と、それを生かす話術や労働」です。

口だけで「困ったら助けるよ」なんて、言葉を解せば誰だって言えるんです。

娘には、口八丁になって欲しくないんですよ


「あの子に任せたら、もう大丈夫だ」って思われる存在になってほしいし

「あの子が助けてくれると言ったなら、きっとそうなるんだよ」と安心させられる存在でいてほしいんです


大丈夫です、うちの娘はきっときっと、何かしら人さまのためになることを

将来成し遂げてくれそうな気がするんです


ノーベル賞だとか、国民栄誉賞だとか


そんなもん、どうでもいいんですよ



土壇場で窮したときに、娘が顔を見せるだけでみんなが安堵するような


大きな存在に



親の欲目もありますけど

きっと、娘は何かやってくれます



それも、テロリストのような迷惑者じゃなく


窮地に立ち向かう、ヒーローのように



世界で、私だけが


そう、信じてます