- 名前
- ぱすかる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- 中身は40代。 気が弱く臆病だが、ココロは獰猛。
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
村本ヤッたー
2018年03月02日 07:51
お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーの村本大輔が現地時間25日、米ロサンゼルスのコメディークラブで初ステージに挑み、英語でのスタンダップコメディーを披露した。
留学を決意!を発表した瞬間のウーマン村本
「誰の力も借りず、ゼロから挑戦したい」という思いのもと、村本が自力で探し出したコメディークラブは、ロサンゼルスにあるHahacafe comedyclub(ハハカフェコメディークラブ)。そこで開催しているアマチュアコメディアン向けのショーに飛び入り参加した。
[PR]
この勇姿を見よ!
今回村本が披露したのは、人種差別ネタを取り入れた2分ほどに渡る全編英語でのジョーク。MCからマイクを受けとった瞬間、村本節が英語でさく裂した。観客はほとんどがショーに飛び入り参加するコメディアンばかりで、もちろん村本が誰かも知らない。空席ばかりが目立つ客席は、水を打ったように静かだったが、村本の熱のこもったジョークが次々にぶつけられると笑い声がだんだんと聞こえ出し、オチでは拍手も上がった。ステージに上がったMCは、「日本からやってきたって? オレたちが日本に行ってスタンダップやるって想像してみろよ!」と話し、ステージを降りた村本に「日本でもスタンダップをやってるのか? お前、めちゃくちゃ面白いな!」と大絶賛し、たった5か月の英語で初ステージに臨んだ村本の勇気を讃えた。
日本のコメディアンであることを隠していったにも関わらず、ステージを降りた後も、いろいろなコメディアンが声をかけてくるほど人気者になった村本。約3分のステージを振り返り、「とにかく楽しかった。しかも何もかもが新鮮で面白くて。自分のネタをやるためにお金を払うのも新鮮だったし、自分の前にいる全く知らない客を相手にネタをすることも、全部がゼロからな気がして。本当に楽しかった!」と興奮気味に感想を語った。
政治や人種問題を皮肉たっぷりに笑い飛ばす、アメリカのスタンダップコメディーを観たことをきっかけに「スタンダップコメディアン」への新たな夢を抱き、村本が英語を勉強し始めたのは、5か月前のこと。とはいえ、be動詞も分からないほど、英語は最低レベル。中学生の英語から勉強を始め、テキストはボロボロに。今回は、1月から約2か月に渡ってロサンゼルスにホームステイし、語学学校に通って英語を学びながらスタンダップコメディーのネタを作り上げた。人種ネタがテーマのネタは、約2分。もともと日本語で書いたネタを英語に訳し、繰り返し反復して全文を暗記。現地では、タクシーの運転手さんを相手にネタを披露しては、練習していたという。
夢見たアメリカの地で、スタンダップコメディアンとしてデビューを果たした村本。彼は「クラスで一番面白くなかった自分がお笑い芸人になるって言った時、いろんな人から止められました。それでもオレは芸人になって、THE MANZAIで優勝した。今回もアメリカでスタンダップコメディーやるって話した時、誰も信じませんでした。でも今日、中卒のオレがロスで英語のスタンダップをして笑わせられて……本当にうれしいですね」と感慨深げに話した。発音の問題を始め、まだまだ課題は山積みだが、村本にとって小さな一歩を踏み出した1日となった。(取材・文:森田真帆)
このデジログへのコメント
コメントを書く