- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 毎日元気に働いてます ゆっくりだけど、はっきり喋ります^^ 嫌がらせを受けていたの...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
1年ぶりのイギリスキャンプ
2017年08月14日 20:09
3連休を利用して、2泊3日のキャンプをしてきました
(日曜は海水浴って決まってたので、実質2泊2日なのです)
去年は一人+1匹でキャンプをしましたが
今年は娘と念願のイギリス親子キャンプ
なので、木曜の夜にカマロにキャンプ用品を積み込み
金曜の朝早くに出発
目指すはアバディーンという街
ここは、かつて親友がよくキャンプをしていたようで
ガレージにアバディーンの雑誌やら地図やらがたくさんありました
なので、娘にも思い出の地を経験させるべく
ガソリンを満タンにし、いざ出発
車にはラジオくらいしかないので
日本から持ってきたトランスミッターで、スマホの音楽を流し
ご機嫌でイギリスを北上
途中、グレトナグリーンという街で朝食を食べ
再び高速で北上
お昼前に、アバディーンへ到着しました
親友の残した地図を頼りに、少々のあぜ道を走行すると
開かれた土地が見え、横には焚き火を消して始末したような跡
おそらくここでしょう
すぐに、近くでトラクターを運転していた男性に声をかけ
(こっちでは、土地の所有者に断りを入れてキャンプを行うのが普通です)
たまたまこの人が、ここら一帯の所有者
母娘2人でキャンプと伝えると
「何かあったら、あの小屋を使いなさい。
その後ろにある家に私が住んでいるから、困ったら来るように」
と、キャンプOKをいただきました
ちなみに、ちゃんと後片付けをするのはイギリスでのマナーなので
木炭1つすら、残してはいけません
完全に燃やして灰にしてしまうか
ちゃんと消火して、持ち帰るのが当たり前のマナーです
(日本のキャンプ場のように、炭捨て場などがあるキャンプ場には
私はまだ当たったことがありません)
ここはキャンプ場ではなく、個人の所有地なので
所有者の意向に沿うのは、当然ですね
この土地のオーナーさん、親友のことはおぼろげでしたが
カマロの事は覚えててくれました
「もう10年くらい昔だったろう?アメ車でキャンプしに来た女の子が来たのは。
うちの息子が興味を示したが、あしらわれて戻ってきたよ。」
・・・当時も親友は、かなり強気だったようです
「当時も女の子に(放牧を手伝ったら牛乳とチーズを提供する)といったら、やってくれたんだが。
君たちも同じ契約で、手伝わんかね?」
と、放牧のお手伝いをする代わりに食材の提供を申し出されました
娘は俄然やる気、私も面白そうなのでお手伝いすることに
テントを張り、飲み水を確保し(すぐ横に湧き水の出る沢があって
そこで汲んだ水を沸騰させて、蒸留させます)
鍋が大きいので、蒸留できる水も多いのですが
待っている時間が勿体ないですからね
放牧していたのは、牛や馬(馬は普段は、子どもの登下校や通勤に使うそうです)
あとは羊やヤギなど、さまざまな動物を放牧してました
娘は牧場主と一緒に馬に乗り、私はバギーに乗って牛を追い込む作業
(と言っても、バギーのクラクションに慣れていて
ブブーと慣らすと、一斉に牛舎などに戻っていきます)
およそ1時間少々で、全ての動物をおうちへ戻し
約束の牛乳(搾りたて)とチーズ(去年作ったものだそうです)を頂きました
テントへ戻り、タープを張って
テーブルその他を広げ、お茶の準備
娘は最近、私と同じものを飲みたがるので
ミルでコーヒーを挽いて、アウトドアの醍醐味を味わいます
ちなみに、親友と私にはキャンプの心得があって
①食材はなるべく、その地で手に入れる(地元で購入せず、宿泊する地の商店街などを利用する)
②いったん車を停めたら、なるべく動かさない
③怪我をしないよう、何でも慌てずにのんびり行う(時間はたっぷりある)
④緊急時には、車に退避(キャンプ道具は壊れても、いくらでも直せる)
⑤火の元は必ず、消すまでは眠らない(火事などになった際、気づくのが遅れます)
⑥なるべく携帯電話で現実に戻らない(緊急以外、触れないようにしています)
などなど
なので、キャンプ中はスマホに触れたのは、充電する時くらい
夕方までラジオで音楽を聴き、娘は自分で張ったハンモックでお昼寝
私は日本スーパーで購入した蚊取り線香を焚きつつ、娘のお昼寝姿を激写
それと同時に、晩御飯の準備
ここへ来る途中に、スパーに寄ったんですよ
スーパーじゃないですよ?
茨城県民なら知っている、あのホットスパー
スパーがこっちにはたくさんありまして
しかも、コンビニとしてではなく
スーパーとしてあちこちにあるんですよ
なので、看板もHot SPARではなく
「SPAR」そして店内には 「Torry」(おそらく、トリーさんのスパーという意味ですかね)
お野菜やお肉を買って、緊急用の飲み物も買って
キャンプに臨んだわけでございます
炭をバーベキューコンロにくべ始めた頃、娘も起き
眠気覚ましに、ぬるめのコーヒー
そして、トイレに行きたがるので、折りたたみスコップを持って穴掘り
(ちなみに、おしっこなので変な想像は止めて頂きたい)
手を洗って、私はお肉をさばき
娘はお野菜をカット
時間は夕暮れ、空は普通に明るい
こっちの夏は、これが普通です
アルミの飯盒でご飯を炊きつつ
焼けたお肉やお野菜を、娘と2人美味しくつつき
食べ終わってもまだまだ明るい
なので、後片付けも余裕です
夜9時くらいになって、やっと夕焼けくらいの明るさになり
娘は寝ていたので、すっかりお元気
テントに明かりを灯し、タープの柱にもランタンをくくりつけ
(防犯用です)
テント内では、エアガン(オモチャ屋で買いました)を装備し
寝袋に包まり、就寝
翌朝は、朝3時起床
目指すは、ウェールズのRhosson(ロッソン)というところ
ここも親友のマップに残っていたキャンプ地です
テントを片付け、タープをしまい
朝から放牧していた所有者さんに挨拶をして、いざ移動
ガソリンを満タンにし、トイレを済ませ
飲み物を購入して高速へ
道中は娘は写真を撮りつつ、音楽に耳を傾け
途中、こっちで仲良くなったお友達にメールをしたり
なかなか旅を満喫中
大体4時間ほど走って、朝8時
朝食を食べに、高速を降りてレストランへ
たまたま入ったお店が、外国人がほとんど来ないような地元オンリーなお店だったようで
色んな質問攻めに
そそくさと食事をたいらげ、逃げるようにお店を出発し
再び長旅へ
お昼を超えた頃、やっと目的地へ到着しました
ここはキャンプをしている人がすでにいたので
両隣の方々へ挨拶してから、テント設営
イギリスでテント設営のときには、必ずと言っていいほど
声をかけたグループの男性が手伝いに来てくれます
(こちらのキャンパーのマナーだそうです)
なので、娘と2人でやるよりも圧倒的に早く
20分ほどでテーブル広げやシート広げも完了
椅子に腰かけ、のんびりしながら
お昼の準備
簡単にサラダをこさえ、バゲットにソーセージを挟み
食べながらラジオを聞いて、のんびり
お隣さんキャンパーは釣りをしているようで、途中から娘も竿を借りて魚釣りに
私はその間、キャンパーさんの奥さんとお話をしながら
夕飯の準備
このキャンパーさんは、キャンピングカーでキャンプしながら
あちこちを旅しているそうで
料理道具から自転車から、何でも積んでありました
私のようにカマロでキャンプしている人は珍しいようで
(普通は、荷物が積みやすいミニバンなどでキャンプします)
「夫を捨てることになったら、私もヴァンキッシュ(アストンマーチンの高級車)を買って
気ままにキャンプするわ」と笑いながら言ってました
ほどなくして、キャンパーさんと娘が戻り
クーラーボックスいっぱいに、魚を取ってきました
「釣れたから、郵便局に行かないと」とキャンパーさんが言っているので
(何のことだ?)と思っていましたが
釣りをする際は、郵便局などでライセンスを購入しないといけないそうです。
(日本で言う釣り券みたいなものですね)
釣れなくても払わなければいけないそうなのですが
場所によって、「釣れたら申告すること」というゆるい地域もあるようで
たまたまこの場所は、ゆるい地域みたいですね
お魚さばきは、ご主人キャンパーが得意だというのでお任せし
私は奥様キャンパーと娘と、燻製のお手伝い
今日知り合ったばかりですが、昔からの知り合いのような感覚なのが
イギリスのいいところです
こうして、2日目の夜ものんびりと暮れていくのでした
このデジログへのコメント
スコットランドからウェールズとは大胆な移動ですね。
イギリスは朝晩冷えるから風邪ひかないように。
素敵ですね。
俺もキャンプや釣りやカヌーが好きだから、楽しさがよく伝わります。
コメントを書く