- 名前
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- 「元」がつきますが一応プロの小説家。現在、 カムバック目指して修行中です。 そんな私...
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歳をとったから? 尿の話と、「いい子ではなくなったヒロイン」
2017年07月15日 21:05
2015.7.18のログ、『「老いの実感」と「ピンピンコロリ」』で語りましたが。
10代の頃から、ずーっと筋トレをやってるとですね。
中年になっての、体力の衰えが、よくよく解るんですよ。モロに数字を伴って。
もちろん。
衰えた、といっても、元々鍛えてる体ですから。
全く鍛えてない同年代はもちろん、種目によっては20代のピチピチの若者にも、
まだまだ負けない自信はありますが。
でも。
「私自身の、20代」と比べたら、やーはーり、低下してるんですよねえ。
とほほです。
で。
体力以外にも、歳を実感することはありまして。
今回はそれを挙げます。
まず!
非常~に顕著なのは、夜間の頻尿です!
亡き父が、老いていく過程で頻尿になっていくのを見ていたので、
「ああ、私もアレを迎えたのか」と、がっくりきてます今。うぅ。
いやもうほんとに。
消灯・就寝してから、翌朝の起床までの間に、3回トイレに行くのが
珍しくないんですよ今。流石に、3回目となるともう4時や5時で、
夜間というより早朝なんですが。
でもやはり、「就寝から起床までの間」ですからね。
なんつーても、安眠妨害であることは事実です。ぬぬ。
んで。
寝たきり高齢者の、夜間失禁(もちろん便もあり)のおむつ交換などを経験してきた、
介護福祉士の身としては。
やはり上記の、「ピンピンコロリ」を、何が何でも実現させねば! と
決意を新たにしております。心臓が止まるその日まで、自立して生きるっっ!
それから、もひとつ。
「2度目のデビュー」目指して、延々と小説を描き続けている私ですが。
つい先日、また一本、長編小説を完成させまして。その原稿を読み返していて、
ふと気づいたんです。
これまで私は。
世に出たものも、出ていないものも、とにかくたくさんの小説を描きました。
その中で、多くのヒーローを、ヒロインを生み出し、活躍させました。
そんな彼ら、彼女らは。
もちろん、それぞれに個性的です。が、ヒーローはまだしもヒロインは、その、あの。
なんと言いますか、ちと恥ずかしいんですけど、みんな一律に「いい子」なんです。
えぇい、いい歳して女性に幻想を抱いてると、笑えば笑えっ。
とにかくっ。
ヒーローは少々悪くても、ヒロインは徹底的に「いい子」でなくてはならん、と、
心がけ……るまでもなく、呼吸をするように無意識に当たり前のこととして、
ずっとそうしてきたんです。私は。
どんな立場で、何をする女の子であろうとも。
たとえ、真正面からの殴り合いでヒーローより強かったりしても。
とにかくヒロインたる者は、「その作品のお姫様」なのだから、と。
それがですね。
先日、完成した作品のヒロインは。
ちょーっと、今までに類を見ないレベルで、「いい子」ではなくなってまして。
過去の私の基準から考えれば、「悪人」と言ってしまえるレベルになってたんです。
とはいえ。
読んでいて不快になるような、例えば弱い者いじめをするとか、
そういう子ではありませんけどね。でも、「純真無垢で優しい、いい子」からは
だいぶ離れている。そんなヒロインが活躍しているんです。私の作品の中で。
これは。
明らかに、今までの私の作品には、なかったことです。
別に、「今回は今までと違うヒロイン像に挑戦しよう!」とか思ってなかったのに。
気づいたら、そうなっていました。
これも。
歳をとって、私の中で何か(女性観)が変わってきたのかな、と。
そんな風に思えます。
……夜間頻尿とヒロインの人格とを並べて語ってる辺りは、
まあ、若い頃からそんなもん(どんなもん?)ですけどね私は。はははは。
☆☆ちなみに☆☆
ヒロインではなく敵側に、「女性の悪人」を配することは昔からやってます。
流石に、敵陣営(=ワルモノ)が男性オンリーってことはありません。
で。
私の、「世に出た作品」のヒロインたちはどんなものかといいますと。
・人造人間。主人公のことを「ご主人様」と呼ぶ、控えめな子。で主人公より強い。
・女忍者、いわゆるくのいち。相方の少年が気弱なので、姉御肌っぽく見える。
・主人公が女子高生。私としては非常に珍しく、現代日本が舞台の作品。恋に恋しつつドタバタ騒ぎ。
・実の弟のことが大好きなおねーちゃん。両親を亡くし、弟のために頑張る&弟が心の支え。
以上、4作品4名。(3番目は雑誌掲載だけです。文庫化されてません)
しかしこうして見ると、比喩的な意味でも「お姫様」っぽい子って、
そもそも一人もいないような。いいのか私。
まあ、ヒロインの造形に限らずいろんな部分で、
「他人の作品として、読んでいて好き」なのと、
「自分の作品として、描いていて好き」なのとは、結構違ってたりしますけどね。
☆☆ちなみに2☆☆
上記4人の一番上は、私のデビュー作のヒロインなのですが。
描いたのも、出版されたのも、20年以上昔です。
つまり世間一般の、メイドさんブームよりも前! ですので。ご承知おき下されぃ。
私にとっては、いわば「長女」ですからね。思い入れもひとしおです。
私宛てのファンレターの中で、
この子の可愛いイラストを描いてくれた読者様もおられました……
このデジログへのコメント
トイレ近いのは出てきますよね~
私も、人に迷惑かけないようにして逝きたい
です(´▽`)
主人公が人造人間や、忍者って非現実的
だけど面白そうですねw
> はぎんちょさん
頻尿は、痛いとか苦しいとかではないですが、面倒で鬱陶しくて。うぅ。
まぁ何かとハデな方が物語を考え易いんで。
例えばサザエさんみたいな平凡な日常話は、私には描けません。はい。
流石にその頻尿っぷりは早くないですか?(苦笑
新しい小説書いてるんですね!
がんばって!☆
ファンレターも来たなんてすごいね!
> とめをさん
まあ夜間はともかく、私はもともと頻尿気味ではあります。
学生時代なんか、授業中にトイレ行きたくなるのが怖くて、
休み時間ごとに必ずトイレ行ってましたからね。
小説、頑張ります!
異性の好みって、変わりますからね~
交際して失敗すると、次回以降「○○じゃない人」みたいに。
> eriさん
人間の好みも、食べ物の好みとかも、歳をとると変わってくるものですよね。
昔、読んで面白かった本が、今読んだらイマイチだったり。
逆に、当時は気づかなかったことに気づいて、感動したり。
あ、わかります~!
中高校生の頃に夢中で読んでた本を読み返した時に
最初のページでもう、ダメでした。
日本語崩壊してる口語文体を読み進められませんでした。
> eriさん
とあるNHKアニメに登場する、ワガママな女の子。
私も妹も、学生時代は嫌ってたのですが、大人になってから妹は
「今なら、あの子のことが解る」と。でも私にはまだ解らず。うぅ~。
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