これはパイプではない

ルネ・マグリットの絵。

パイプの絵の下にフランス語で

「これはパイプではない」

と書いてある。


この絵を見たとき、どう感じるだろうか。


「え？パイプじゃなきゃ何なの？」


というのが普通ではないだろうか。


で、もう一回絵を見直す。



ここが面白いところで、視覚というのは一直線にそこにあるものが入ってくるのでわかりやすい。

言語というのはそれに比べると解釈という手間がかかりわかりにくいし、解釈を間違うことも多い。


にもかかわらず、マグリットの絵の場合のように、我々は視覚の単純さよりも、言語の複雑さの方を信頼する。



言い換えると、感性よりも理性を信頼する。


幽霊見ても見たことを否定しますよね。あれは見間違いだ、とか。


ここまで納得できましたでしょうか。




自分の彼氏なり彼女なり旦那なり奥さんなりが自分以外のイケメンとか美女と腕を組んで歩いている写真があったとする。

「これは浮気じゃないよ~」

というコメント付きで。



この場合、おそらくマグリットの絵とは反対の結果になると思うのだけれど、どうでしょうかね＾＾



この二つのケースを比べると、何が違うかというと・・・・



と考えるとだいぶ時間がつぶせると思います。


子供の日ですね、今日は。


あとで子供の日ケーキを買ってきましょう。