なんて日だ！！

日本は夜中でしょうね。



この日記が掲載されるときは、私は雲の上をフライト中

タイマーメールで書き綴りましたが


帰国の飛行機は、なんと人生初のファーストクラス！！


ビジネスクラスは訪英の際に乗って、すごく感動した私ですが



今回はそれらを凌駕してくれました。





指定した時間に、自宅前までの送迎サービス（しかもものすごい長いリムジン）


大荷物でも安心と言っていたので、遠慮なく旅行バッグを大量に準備していましたが


バッグを運ぶ専用の人が一緒に来ていて、荷物を丁寧に積み込み。




いいんですか？こんなヨゴレがこんな贅沢しちゃって、いいんですか？



そうなんです、今回の飛行機のチケットも


ボスやみんなのご好意に甘え、全て事務所持ちなんです。





1ポンドも支払わないのに、ちゃっかりファーストクラスなんぞに乗っちゃうんです。






そして、リムジンのドアを開けてもらって乗り込む際に




「Mom!! How are you!?」



うぉおおおおおおおお！！！！！？？？？？










な、何で娘がリムジンに乗って・・・






な、な、何で娘がバーミンガムにいるんだっ!!!！！？？？？？？？？？？？？？？？？







私「What are you doing here!!??」
（どうしてここにいるの？）


娘「Ipicked you up!!!」
（迎えに来たの）



私「How did you get here? Did you come to UK by yourself?」
（どうやって来たの？一人でイギリスに来たの？）


娘「Airplane!! By myself」
（飛行機よ！一人で）






どうやって入国できたんだ！！？




いえね、こちらは子どもを一人で何かしら行動させるのにものすごくうるさくて


社会勉強で飛行機に一人で乗る、と言っても

親の許可がないと、簡単にできないんですよ。



そして、私は許可するといった類のお手紙など、書いてないんですよ。




となると・・・




と、ボスが「Imade a letter of consent.Did you forget?I amalso her legalguardian.」
（僕が同意書を作成したよ。忘れたの？僕も彼女の法定保護者だよ）




そうだった。ボスは娘の法定保護者で

かつ財産管理云々、諸手続き云々と

世界で唯一、私と同じことが出来る保護者なんだった。



しかも、弁護士だからお手続きその他はお手の物


私なんかよりものすごく手馴れてるんだった・・・






と、娘とボスで仕組んだサプライズに驚きつつ



リムジンから飛び降りた娘が、私に駆け寄り熱い抱擁。





娘「We are always togetherfromtoday!!」
（今日からずっと一緒よ！）



と、私に会えたことの嬉しさを言葉と行動で示してくれ


私はものすごく感動




いや、でも泣かない！！



泣かない！！泣かないぞ！！！








・・・泣けちゃうぞ・・・










娘は、入国審査で同意書とボスのサイン（弁護士のサインは、ほぼ絶対的な存在だそうです）を見せ
難なく入国したこと（娘は帰国扱い）


ボスが空港まで迎えに行くと言ったのに、自分でバスや電車を乗り継ぎボスの事務所まで行ったこと


ボスとしっかり結託して、航空会社の送迎その他をしっかり手配したことなどたくさんお話をしてくれて



私一人が、まんまと騙されました。








延々と日本からの旅の話を聞かせてくれて

まず私が気になったのは、娘の小学校はどうなってるのか？


学校をお休みしたら、皆勤賞が台無しに・・・




しかし、娘の口からでた意外な答えは



「卒業式に間に合うように、校舎の工事が入ってる」

「事前にボスには伝えた」





・・・つまり、あれかい



私の退職日は、ボスが契約で決めたことだけど



最初からこうするって、仕組まれてたわけかい





・・・私を感動させやがってぇ～～～！！！！！！！！










とにかく、娘はまだまだ皆勤賞に向けて休みを1度もとっておらず


問題ないということ







安心したぜ・・・












・・・ということは、娘の飛行機は？？



ボス「Fryfirst-class」
（ファーストクラスだよ）







マジかよ！！！？？



ボスめぇ～～～・・・いつも娘に甘甘でぇ～～～・・・




感謝しております！！！








私に内緒で、しっかり娘の分の座席も確保しておいてくれたようで

私は何も言えず、お礼を言うばかり







娘「Youhave mymother allthe time. It's my turn!!」
（ママをずっと独占できてたでしょ。私の番よ！）



と、ボスにも女子力を最大限発揮する娘が、妙に逞しい・・・






広々としたリムジンの中で、ベッタリ横に座り手を繋ぎ


私の髪を触ったり、ほっぺを触ったりと

何かと忙しい娘




ずっと寂しかったんでしょう


そのくせ




娘「Did you miss me?」
（寂しかった？）


と私に聞く始末





寂しかったに決まってんだろぉ～～～！！！



そんな楽しい雰囲気で、車内を過ごしヒースロー空港へ向かう我々3人なのでした。