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寝る前に、酒粕甘酒で、グッスリ

2017年02月08日 15:52

原料が酒粕と米麹の2種類の甘酒の違い。
 
 
(1)酒粕甘酒
日本酒を作る際に絞った残りかすが酒粕
安く手に入るがアルコールが含まれるため、酒に弱い人や子どもが飲む時は注意が必要。
 
 
(2)米麹の甘酒
お米に麹という菌を混ぜて作ったものが米麹。
アルコールは含まれていない。作るのに手間がかかるので高価。
 
 
この2つは、それぞれ次のように健康効果が違う。
 
 
 
【睡眠の質が向上】
 
 
杏林大学古賀良彦教授が、良質の睡眠のために勧めるの
酒粕甘酒だ。
酒粕には清酒酵母が豊富に含まれている。
清酒酵母には、深い眠りを誘う脳内物質の「アデノシン」を活性化させる働きがあるという。
 
 

清酒酵母を摂(と)ると、
質の良い睡眠が10~20%増えるという研究があります。
清酒酵母日本酒にも多少入っていますが、絞りかすに多く残るため、

深く眠りたい人は、甘酒を飲むのが最適ということになります」
 
寝る1~2時間前にコップ1杯(200cc)を目安に飲むといいそうだ。
 
  
【血圧を下げる】
 
 
東京女子医科大学市原淳弘教授が、血圧の高い人に勧めるのが、
米麹の甘酒だ。
「ペプチド」という血圧の上昇を抑える成分が米麹に含まれている。
 

「ただし、甘酒を飲んだら急に血圧が下がるわけではありません。
個人差がありますが。効果が出てくるのは早い人で3か月、
遅い人で半年かかります。
高血圧は様々な原因が混ざり合うので、甘酒ばかり飲んで完治を期待するのは難しい。
甘酒1杯は65キロカロリーありますから、飲み過ぎも禁物です」
 

 
そこで、甘酒ショウガをプラスすることを勧めるのが、「イシハラクリニック」副院長の石原新菜医師だ。
 
 
血圧を下げる目的なら、1日の活動を始める朝に米麹の甘酒を飲むとよい。
米麹の甘酒は常温か冷やして飲むこと。
米麹の成分は高温に弱く、熱で壊れてしまうからだ。
 
  
【腸内細菌を改善便秘解消効果も】
 
「おおたけ消化器内科クリニック」の大竹真一郎院長は、
米麹の甘酒を飲むと腸内の善玉菌が増え、免疫機能を高める効果が期待できると語った。
 

「実は、体の免疫細胞の60%は腸に集まっています。
腸内の免疫細胞を活性化させるには、
腸内の善玉菌を増やすことです。
米麹自体が善玉菌なのです。
甘酒ブドウ糖などの栄養素が豊富で、善玉菌のエサになります。
腸内環境が改善されれば、便通もよくなり、体温が上がり冷えの解消にもつながります」
 

まずは、1週間継続して飲むことがオススメだという。

このデジログへのコメント

  • mina.n 2017年02月08日 16:19

    前に米麹で甘酒作ったな。
    甘くないから美味かった。
    もちろん生姜入れた!

    酒粕の甘酒はベトベトするからあまり好きでない。

  • ペルソナ 2017年02月09日 00:48

    米麹の甘酒と豆乳を合わせて飲んでます。
    でも、ショウガ入れたことないし、この効果いいですね!
    情報をありがとうございます

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