娘の興奮冷めやらぬ・・・

22日夜9時過ぎ


クリスマスの色濃い羽田空港に降り立ち


改めてお醤油の香りを嗅いだとき

「日本に帰ってきたぞ！」
という気持ちになりました



周りはカップルが多い中


ビジネスクラスの送迎サービスが使えるので（ルート事前申請しました）


電車やタクシーを気にすることなく、茨城県つくば市の自宅まで

大きめの車で、優雅に帰宅




自宅前だと、娘に気づかれちゃうと思い


自宅に続く道の始まりで、車を降り


歩いて自宅へ




いつもと変わりない、帰るべき我が家


玄関の明かりが私を出迎えてくれ


10時も半分を過ぎた夜だというのに、家の中の声が漏れてきます




どうやら、娘は起きている様子




もちろん両親も起きているようで、話し声や笑い声が聞こえてきます




鍵を開け、玄関のドアを開けると




「きっとおばさんよ、見てくるわ」
と、娘の声





姉が来たと思っているのでしょう、トタトタと廊下を走る音が聞こえたと思ったら


目の前に娘が来て
娘「おばさん、いらっしゃ～・・・Ah-----------!!!!!!!!!!!!」




私「ただいま～」


娘「kalhcubsdjbvjbgcyifkpnldhnvclbvfvfdjiojvpc;ls,op～～～～!!!!!!!!!!!」




と、何語なのかわからない言葉を発しながら

キッチンへ一目散に駆け出しました





父や母に何やら興奮しながら話しているようですが


何語かわからない言葉を発しながら興奮しているようで、


もちろん帰国することを知っている両親は、平然とした様子





興奮が冷めやらぬまま、再びキッチンから走ってきた娘は



今度は言葉がピタリと止まり

そのまま私に抱き付いてきました





娘「Welcome back Mom!!!Mom...Mom.....Mom.....Mom....Mom....」
（お帰りなさいママ・・・ママ・・・ママ・・・ママ・・・ママ・・・ママ・・・）




と、しっかりと抱き付いたままボソボソと歓迎の挨拶をしてくれました





正味、9月を含めてほぼ4か月会っていなかったから


娘も寂しかったのでしょう




私も久々に会うことが出来て、大満足





・・・





・・・・・・




と、娘に再び視線をおくると




今度は泣きだしていました





そうか、そうか




嬉しくて泣いてくれるのかい




ママもあなたに会えて、ものすごく嬉しいぞ






会えない間ずっと気丈に耐えていたのでしょうね


寂しさと悲しさから解放されたからでしょうか、

娘は鼻水を垂らして泣いているのに、笑顔という


なんとも複雑なる喜びの表現を、体いっぱい表してくれました





「どうして帰ってこれたの？お仕事辞めちゃったの？」


「いつ帰ってこれるってわかったの？前もって教えてくれなかったらレディ失格よ」


「ずっと一緒にいられるの？」



と、どこかしら私の服やら身体を触って、離れようとしない娘




とりあえず少ない荷物を片付けながら、ソファーに座り娘とお話




「お風呂に入りましょうよ！！親子なんだから」

と、どうやら私と離れる気は毛頭ないようです



お風呂前にトイレに入っても、中まで付いてくる始末




お、大きい方する予定なんですが







お風呂でも身体を洗うのはそっちのけ


ベッタリくっつきながらいろんなことをお話してくれました





お風呂上りでも、身体を拭いてくれたり


娘のお部屋にお布団をしいてあげても


娘「今日はママと寝るって決めたの！」
と、自分のお部屋で寝ない宣言をしたり



とにかく色々と尽くしてくれました









こんなに嬉しいって表現してくれるとは、予想してなかったので


いかに寂しい思いをさせていたか、私がいなくて辛かったか


よ～く伝わりました




そんな娘は、一夜寝た今日もベッタリ




今も隣で、こうして日記を書く私に色々と話しかけ


私がどこか行かないように、しっかり膝を抱えて逃がすまいとしています





愛情はものすごく嬉しいのだが


ママ、そんなすぐにどこかへ行ったりしないぜ？



ベッタリされるのが嬉しい反面

トイレに行くにも一苦労という

何とも嬉しいやら困るやらな昨日、今日な私なのでした




「今日はどこへも行かないで、天皇陛下のお誕生日をお祝いしましょう」


と、日本への愛国心溢れる英国娘なのでした