お互いのために

ロンドンを歩くと、日本人の観光客が増えたのがよくわかります。


ビッグ・ベンで記念撮影をする人

スコットランドヤードではしゃぐ人


色んな日本の方々を見ていると

少しうらやましく感じたりします。




外国で生活するとは思っていなかったので


電車や街中で日本人が私に遭遇すると


「日本の方ですか？良かった」と、安心してくれるだけで


妙に（救われた）気持ちになります。



私は、外見は滑稽でも、心は完全なる日本人



お米で育って、お漬物が好物の日本人




私も同じ民族である！と安心します。







スラムで日本人の迷子を助けたり
（ロンドンにもスラムストリートと呼ばれる場所は存在します。そこの親玉が、ボスの威光とボスへの恩で、我々の事務所所員は絶対に被害に遭いません）


警察に職務質問を受けている日本人を擁護したり（事務所所属のIDカードを所持しているので、提示するだけで警察は帰って行きます）


レストランでスマホの翻訳機能がうまく動かず、お互いに誤解しているのを助けたり
（英語が苦手なのに、観光場所ではない地元民オンリー的なお店に日本人は入りたがります。
何度か通訳しましたが、こちらは日本ほど「単語で伝えてあげよう」という意識は弱めなので、注意が必要です。）




色んな場面に遭遇して、色んな同胞のお手伝いをしました。




私も、言葉の通じない国へ旅行に行ったときに

困っているところを助けてもらったら、嬉しいですからね。




どこへ行っても、助け合い


情けは人の為ならん




そんな気持ちで、今日も明日も過ごす私なのでした