同棲開始

朝早く、ワンちゃんを引き取りに行ってきました


ブリーダーさんとお約束した時間よりも、かなり早く到着したのですが


すでに待機していてくださる、真面目な方



挨拶を済ませ、支払いを済ませ


ワンちゃんとご対面




ふてくされたような目をして、ジッと私を見ていました



ブリーダーさんいわく、早起きして眠いからふてくされてるそうで


嫌われてないとわかり、ひと安心




用意しておいたキャリーバッグに寝んねしてもらい、カマロのシートに固定して、いざ帰宅




ちなみに、ここはコッツウォルズという所で

牧場だとか、古いおうちがいっぱいの場所（イギリス中どこもそんな家ばかりですけど）



ブリーダーさんはこのあたりの昔でいうところの領主さんで（貴族だそうです）、


牧場やら畑やら、広大な土地を持っている方



時代が時代なら、私程度なんかと口をきくどころか、目さえ合わせてくれませんね



身分が違いすぎます




でも、外国人差別をするわけでもなく、ご家族もみんな親切



引取りの際に、念押しされたのは


「あなたは家族（ワンちゃん）を最後まで愛してください」




当然でございます




捨てたりいじめたりなんて、するわけがない



でも、ここでは犬へのしつけで叩くのは日常茶飯事なようで



ブリーダーさん曰く「子どもをしつけるのと、何が違うんだ？悪い事をしたら叱る、聞かなければ叩く。
昔から変わらない、親から子へ受け継がれるものだろう？」



大型犬ブームがイギリスで以前起こった際、しつけが不十分なために

何も関係のないご近所さんをかみ殺してしまったという事件が、多発したそうです



飼い主に共通して言えたことが「しつけの際に、（悪い事をしたら痛いことが待っている）と教えなかったのが原因だそうで、国会で議題になったほど」だそうです




例えば、飼いはじめた犬が


自分の娘が大事にしている人形をいたずらしたときに、きちんと叱る


子犬のときに、人に興味を持って飛び掛った際に、きちんと叱る




それを何度も繰り返し、言う事を聞かない際に愛の鉄拳が・・・



だそうなのですが





私には、できそうもなく・・・




人様に迷惑をかけるのは、不届き千万ですが


そうなる前に、しっかり躾を頑張らねば




と、期待と不安を胸に帰宅




そして、早速娘にスカイプ




朝からずっと待っていたようで、コールしてすぐに電話に出た娘




パソコンの向こうに人がいると認識しているのか、ジッと娘を見つめ、話し声に耳を傾けるワンちゃん




結局、娘が眠るまでスカイプはほぼ繋ぎっぱなし


ワンちゃんがお昼寝の際以外、ずっと話しかけてた娘でした




安心せい、娘よ



私が日本に帰宅する際は、間違いなく一緒に連れて行くからのう




犬の飛行機搭乗の手続きとか不安ですけど




掲載元
フリー素材集より引用（著作者表示義務写真・禁止事項＝なし）
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著作者:ifindkarma
ID: 201412250800